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ゲームのボイスをAIで作る方法【2026年版】VOICEVOXの商用条件

ヘッドホンとゲームパッドの上に光る音の波形と吹き出しが浮かぶイラスト

ゲームのボイスは、無料のVOICEVOXで台詞を書き出せば自作できます。ただしVOICEVOXは声のキャラクターごとに規約が違い、ずんだもんや四国めたんはクレジットを入れれば商用で使える一方、もち子さんはゲーム作品の有償販売が禁止です。「商用利用OK」と書いてあっても、そのままゲームに入れてよいとは限りません。

この記事で分かること

  • VOICEVOX・COEIROINK・AivisSpeech・ElevenLabsの商用条件(2026年10月時点の公式の規約)
  • VOICEVOXの声ごとに、無償・同人・有償販売・法人で使えるかの整理
  • クレジットを置く場所と、省略するときの費用
  • 台詞表の作り方と、VOICEVOXからWAVを一括で書き出す手順

先に、販売形態ごとに声を選ぶ目安を3枚で示します。

有償で売るゲーム

ずんだもん、四国めたん、九州そらなどは、クレジットを入れれば商用で利用できます。
もち子さんはゲーム作品の有償販売が禁止です。

同人ゲーム

No.7は、権利者のサイトで同人ゲームでの利用が非商用として許諾されています。
ユーレイちゃんは、有償の頒布は実費の回収までです。

企業・個人事業主

青山龍星は、収益の有無によらず事前申請が必要です。
Voidollは法人への許諾が原則ありません。

規約は更新されることがあるので、使う声は公開の直前に各権利者のページで確かめてください。

この記事の目次
  1. 01ゲームのボイスを音声合成で作る5つの工程
  2. 02ゲームのボイスに使える音声合成ツールの比較
    1. COEIROINKはゲーム実況の許可に条件がある
    2. AivisSpeechは声のモデルごとのライセンスを見る
    3. ElevenLabsは有料プランと用途の条文を確かめる
  3. 03VOICEVOXは声ごとに規約が違う
    1. 無償・同人ゲームと有償販売での使い分け
    2. 声を組み合わせるときは厳しいほうの規約になる
    3. 音声ファイルを素材として取り出せる形にしない
  4. 04クレジット表記をゲームのどこに入れるか
    1. クレジットを省略したいとき
  5. 05台詞の書き出しからWAVにするまでの手順
    1. 台詞表を作る
    2. VOICEVOXに読み込んで書き出す
  6. 06ゲームに組み込むときの注意
  7. 07公開前に確認したいこと
  8. 08よくある質問
  9. 09まとめ
  10. 10次に読みたい記事

ゲームのボイスを音声合成で作る5つの工程

先に規約を確かめて声を決め、そのあとで台詞を書き出す順番にすると、作り直しを避けられます。声を決めずに全台詞を録ってしまうと、有償販売で使えない声だったときにすべてやり直しです。

ゲームのボイスを音声合成で作る5つの工程の図。販売形態を決める、声の規約を確かめる、台詞表を作る、書き出して整える、ゲームに入れるの順
声を決めてから台詞を書き出すと、作り直しが少なくなります
  • STEP 1販売形態を決める無償・同人・有償・法人
  • STEP 2声の規約を確かめる権利者の原文を読む
  • STEP 3台詞表を作るID・キャラ・台詞
  • STEP 4書き出して整えるWAVの確認・音量
  • STEP 5ゲームに入れるクレジットも入れる

素材全体の考え方はゲーム素材をAIで作る方法にまとめました。BGMや効果音の作り方は、次の記事で扱っています。ここでは声に絞って説明します。

関連記事ゲームのBGM・効果音をAIで作る方法【2026年版】ループと組み込みまで

STEP 2の前に、まず音声合成ツールの違いを比べます。

ゲームのボイスに使える音声合成ツールの比較

無料で使え、声の種類が多いVOICEVOXが中心になります。ほかに、COEIROINK、AivisSpeech、ElevenLabsが候補です。条件はどれも公式ページの原文にもとづきます。

ツール 費用と動かし方 ゲームでの商用利用 クレジット
VOICEVOX 無料。Windows、Mac、Linuxで動き、オフラインでも使える 本体は商用・非商用を問わず利用できる。使える範囲は声ごとの規約で決まる 必要。「VOICEVOX:キャラクター名」の形
COEIROINK ソフトは商用・非商用を問わず利用できる 音声ライブラリの規約で商用が禁止されている声は商用で使えない 必須。「COEIROINK:合成音声名」の形
AivisSpeech 無料の音声合成ソフト。VOICEVOX互換のHTTP APIを持つ ソフト本体は個人・法人・商用を問わず利用できる。声は使うモデルのライセンスで決まる ソフト本体は不要。モデルのライセンスで変わる
ElevenLabs クラウドのサービス。無料プランあり 無料プランは非商用のみ。有料プランは商用目的で使える 利用規約では確認できず

COEIROINKはゲーム実況の許可に条件がある

COEIROINKの規約には、ゲームを公開する側が守る項目が書かれています。第三者にスクリーンショットや実況動画の投稿を許可する場合は、投稿にゲームの名称が分かる形で載せるよう義務付けることが求められます。実況を歓迎する個人ゲームでは、利用規約に一文足しておくと安全です。

COEIROINKでは、不特定の他者に二次利用を許可する形で音声を公開することも禁止されています。ゲームの音声ファイルは、「自由に素材として使ってよい」と読める形では配らないようにします。

AivisSpeechは声のモデルごとのライセンスを見る

AivisSpeechの公式サイトによると、ソフト本体はクレジット表記が不要で、個人・法人・商用・非商用を問わず利用できます。ただし成果物の条件は、使う音声合成モデルのライセンス次第です。

AivisHubで配布されるモデルにはACML、ACML-NC、パブリックドメイン(CC0)などのライセンスがあり、ACML-NCは非営利目的に限定されています。有償で売るゲームでは、モデルのライセンスが商用を認めているかを必ず確かめます。

ElevenLabsは有料プランと用途の条文を確かめる

ElevenLabsの利用規約では、無料で使う場合は非商用に限られ、有料プランなら商用目的で使えるとされています。料金ページでは、Starter以上のプランに商用ライセンスが含まれる表示です。生成した音声の権利は、規約上は利用者が保持します。

存命の人の声を、本人の明示的な同意などの正当な許可なしに作ることは、利用ポリシーの禁止事項です。また、規約には自社のソリューションに組み込む場合のOEM規約が別にあります。プレイ中にAPIを呼んで声を作る設計はこの対象になる可能性があるため、公式で事前に確かめる必要があります。

次は、ゲームでいちばん使われやすいVOICEVOXの、声ごとの違いです。

VOICEVOXは声ごとに規約が違う

VOICEVOX本体の利用規約には、作成した音声を使うときは各音声ライブラリの規約に従うこと、VOICEVOXを使ったと分かるクレジット表記が必要なことが書かれています。つまりゲームに入れてよいかどうかは、使う声の権利者が決めています。

公式サイトに載る各キャラクターの要約文を確認すると、多くの声は「クレジットを記載すれば商用・非商用で利用可能」という内容です。一方で、ゲームに使うときに引っかかる声もあります。

VOICEVOXの声ごとの、ゲームでの使いやすさを示した図。ずんだもん・四国めたん・九州そらなど、あいえるたん、春歌ナナは商用で可。Voidollと青山龍星は個人は可で法人は条件あり。No.7は同人は非商用で許諾、ゲームの商用は相談が必要。ユーレイちゃんは同人の有償頒布は実費の回収まで。もち子さんはゲーム作品の有償販売が禁止。後鬼は他キャラへの声当てが基本的に禁止
下の表は、権利者の原文で確認できた範囲です

無償・同人ゲームと有償販売での使い分け

声 無償・同人のゲーム 有償で販売するゲーム 企業・個人事業主
もち子さん 無償ならもち子さん本人のCVとして使う場合に限り問題なし。それ以外のキャラへの使用は不可。同人でも、有償で売るゲームは不可 ゲーム作品の有償販売は禁止 企業が携わる形はもちぞら模型店への事前確認が必要
No.7 権利者のサイトで、同人ゲームでの利用は非商用として許諾されている 権利者のサイトでは、ゲームでの利用は商用利用として相談が必要 商用はNo.7製作委員会への事前確認が必要
ユーレイちゃん 同人の有償頒布は実費の回収まで(権利者の規約本文) 規約本文では営利目的は許可制 法人の利用は許可が必要(権利者の規約本文)
ぞん子 要約文のみで確認。商用・非商用で利用可能 要約文のみで確認。商用は個別に問い合わせが必要 商用は個別に問い合わせが必要
Voidoll 個人は商用・非商用で利用可能 個人は商用で利用可能 法人は原則許諾なし(規約本文)
後鬼 規約上、後鬼以外のキャラクターへの声当ては基本的に禁止。商用の場合は運営への相談が必要 同左。ゲームで別キャラクターに使う声当ては基本的に禁止 企業での商用利用は、事前に使用用途の確認が必要
青山龍星 個人は商用・非商用で利用可能 個人は商用で利用可能 企業・個人事業主は、収益の有無によらず事前申請が必要
ずんだもん、四国めたん、九州そらなど 商用・非商用で利用可能 商用で利用可能 規約に法人の区別はなし
あいえるたん 用途の例に「ゲーム、アプリ」がある 商用・非商用問わず利用可能 規約に法人の区別はなし
春歌ナナ ゲーム・アプリでの使用は可能 ゲーム・アプリでの使用は可能 ガイドラインで確認
ナースロボ_タイプT 創作キャラクターの声当ては連絡不要 同人活動・商用活動での利用は連絡不要 企業による商用利用は連絡が必要

この表は声を使う場合の整理です。立ち絵や名前を出すときは、声とは別の規約が適用されることがあります。ナースロボ_タイプTの権利者のページには、ゲームの中にキャラクターを登場させることは連絡・相談が必要な事項、と書かれています。声だけを使うときとは別の扱いです。

表にない声は権利者のページを読んでから決める

表にない声は、公式サイトの要約文に「クレジットを記載すれば商用・非商用で利用可能」とあるものが多数です。ただし要約文は、詳細な規約より簡略に書かれています。春日部つむぎなど、権利者の規約ページを今回の調査で読み込めなかった声もあります。

声を組み合わせるときは厳しいほうの規約になる

VOICEVOXにはモーフィング機能があります。2つの声を混ぜると両方の規約が適用され、範囲が狭いほうが優先される、と公式のQ&Aにあります。商用で使える声と使えない声を混ぜた音声は、商用では使えません。

音声ファイルを素材として取り出せる形にしない

VOICEVOXの規約には、作成した音声の利用を他者に許諾するときは、規約の遵守を義務付けるよう書かれています。権利者によっては、出力音声をボイス素材として販売することも禁じています。

対策の一案は、ゲームの利用規約に音声の取り出しと再利用の禁止を書いておくことです。これは当サイトの提案で、公式が求める文面ではありません。

声が決まったら、クレジットをどこに書くかを決めます。

クレジット表記をゲームのどこに入れるか

VOICEVOXの公式Q&Aには、動画や音声のみの利用、機械で流す場合のクレジットの置き場所は書かれています。ゲームについての記載はありません。そのため、ゲームでの置き場所は、各声の権利者の規約に従います。

権利者・ツール 規約に書かれている置き場所
ずんだもん、四国めたんなど(東北ずん子・ずんだ餅プロジェクト) アプリなどでの利用では、アプリの紹介画面などに、少し探せばわかる場所に記載する
春歌ナナ ユーザーが閲覧可能な場所に記載する。記載場所がないコンテンツでは、HPや制作者のSNSなどに記載する
もち子さん 「VOICEVOX もち子さん(cv明日葉よもぎ)」を使った旨の記載が必要。「明日葉よもぎ」の記載漏れがないようにする
COEIROINK コンテンツ内、またはコンテンツ概要欄のどちらかに「COEIROINK」と合成音声名を入れる

これらを踏まえると、ストアの説明欄とゲーム内のクレジット画面の両方に書いておけば、どの規約の求めにも近い形になります。これは当サイトの提案であり、権利者が定めた方式ではありません。表記する名前は、規約が示す形に合わせます。

  • ストアの紹介文やゲームの説明欄に「VOICEVOX:ずんだもん」のように書く
  • ゲーム内にクレジット画面を作り、使った声をすべて並べる
  • 声を使うキャラクターが多いときは、台詞表に声の名前を残しておく

クレジットを省略したいとき

「VOICEVOX:ずんだもん」の表記を省くには、権利者との契約が必要です。VOICEVOXの公式Q&Aによると、キャラクター名の部分は権利者が有償ライセンスを出していることがあり、「VOICEVOX:」の部分の省略も権利者が窓口になります。

クレジットを省略する場合の費用の図。ずんだもん・四国めたんなどは、クレジットを表記しない商用利用が1キャラクターごとに40万円(+消費税)。No.7はVOICEVOX用のクレジット省略が250,000円(+消費税)。青山龍星はクレジット除去に対応していない
個人のゲームでは、表記を入れて使うのが現実的です

ずんだもん、四国めたんなどの規約では、クレジットを表記しない商用利用は1キャラクターごとに40万円(+消費税)です。No.7の権利者のサイトでは、VOICEVOX用のクレジット省略は250,000円(+消費税)とされています。青山龍星は、クレジット除去に対応していません。個人のゲームでは、表記を入れて使うのが現実的です。

台詞の書き出しからWAVにするまでの手順

VOICEVOXは、テキストファイルの読み込みと一括の音声書き出しに対応しています。台詞が多いゲームでは、台詞表を先に作ってから読み込ませると手間が減ります。

台詞表を作る

台詞をIDと一緒に管理する表を作り、ゲームの台本としても使います。VOICEVOXの書き出しファイル名は行番号を含む形になるため、行の順番を台詞IDの順番に合わせておくと、あとで対応させやすくなります。

台詞ID 声 台詞 使う場面
V001 四国めたん ようこそ、冒険の入口へ タイトル
V002 ずんだもん ここから先は危ないのだ 洞窟の入口
V003 四国めたん クリアおめでとう ステージクリア

VOICEVOXに読み込んで書き出す

  1. 台詞をテキストにする公式の使い方では、「キャラクター名,台詞」の形で書いたテキストを読み込めます。改行または半角コンマで区切り、キャラクター名だけで区切ると、その声として読み込まれます。
  2. 読みとアクセントを直す読み方は辞書登録で変更でき、アクセントや抑揚も画面上で調整可能です。
  3. プロジェクトを保存する調整した内容は、拡張子が.vvprojのプロジェクトファイルに保存できます。台詞を直すときは開き直すだけで済みます。
  4. 音声を書き出す「ファイル」の「音声書き出し」で、全テキスト欄の音声をWAVで一括して書き出せます。ファイル名は「何行目_キャラ名_テキスト冒頭.wav」の形で、設定で変えられます。
  5. 台詞IDに対応させる台詞表のIDと書き出したファイル名を突き合わせ、ゲームで読み込む名前に付け替えます。

設定でlabファイルも書き出せます。音素とそのタイミングが書かれたファイルで、口パクの動きを付けるときに使えます。

VOICEVOXで台詞をWAVにする5つの手順の図。台詞をテキストにする、読みとアクセントを直す、プロジェクトを保存する、音声を書き出す、台詞IDに対応させる。書き出したWAVは初期設定で24000Hz
台詞表のIDと、書き出したファイルを対応させます

書き出したWAVは24000Hz

書き出したWAVは、初期設定では24000Hzです。設定で変更できます。ENGINEの説明では、再生できないプレーヤーがあるとされています。ゲームエンジンに読み込んで鳴らない場合は、ほかの音と同じ形式への変換が必要です。

ゲームに組み込むときの注意

書き出したWAVは、BGMや効果音と同じ流れでゲームに入れられます。音量をそろえる方法や形式の選び方は、BGM・効果音の記事の音量調整の項が参考になります。

設計 確認すること
VOICEVOXのエンジンやライブラリをゲームに同梱し、プレイ中に合成する VOICEVOXの利用規約は、本ソフトウェアの全部または一部を無断で再配布することを禁止している。VOICEVOX COREのソースコードとビルド成果物のライセンスはMIT LICENSEだが、同梱する音声モデルの条件は今回確認できていない。この記事の手順は書き出したWAVを入れる方法に限る
ElevenLabsのAPIをプレイ中に呼ぶ 規約にあるOEM規約の対象になる可能性がある。台詞が毎回変わる会話ゲームのような作りでは、確認が欠かせない
実在の声優や配信者に似せた声 東京地裁の判決と法務省の解釈指針が出ている。キャラクターに使うのは避けるのが無難

同梱を考えるときは、VOICEVOXと使う声の権利者への確認が要ります。VOICEVOXを使った会話ゲームの例は、次の記事で紹介しています。

関連記事AIと会話できるゲームおすすめ【2026年版】スマホ・Steam・ブラウザ別

公開前に確認したいこと

公開前に確かめる項目は、次の6点です。

  • 使う声の権利者の規約を、公開の直前に読み直したか
  • 販売形態(無償・同人・有償・個人事業主・法人)が、声の条件に合っているか
  • クレジットを、ストアの説明欄とゲーム内の両方に入れたか
  • 実況やスクリーンショットを許可する場合、規約に必要な一文を足したか
  • 音声ファイルを素材として配る形になっていないか
  • 販売先のAI利用の申告に、声を入れたか

Steamで売る場合は、プレイヤーが聞く音声の申告が必要です。DLsiteで同人ゲームを売る場合の申告の区分や、声の権利の考え方は、末尾の記事にまとめています。

よくある質問

VOICEVOXで作った声は、有償のゲームに使えますか

使える声と使えない声があります。ずんだもんや四国めたんなどは、クレジットを入れれば商用で利用できます。もち子さんはゲーム作品の有償販売が禁止です。声ごとの権利者の規約で確認します。

クレジットは必ず入れる必要がありますか

VOICEVOX本体の規約でクレジット表記が必要とされています。省略するには権利者との有償契約が必要です。ずんだもんなどの規約では、1キャラクターごとに40万円(+消費税)とされています。

個人事業主として売るゲームでも使えますか

声によります。青山龍星は、企業・個人事業主である場合は、収益の有無にかかわらず事前申請が必要です。後鬼は、企業での商用利用の際に事前の用途確認があります。後鬼以外のキャラクターへの声当ては、規約上基本的に禁止です。使う声の規約で確認します。

COEIROINKの声をゲームに使うときの条件はありますか

クレジット表記が必須で、音声ライブラリの規約で商用が禁止されている声は商用で使えません。ゲーム実況を許可する場合は、投稿にゲーム名が分かる形で載せるよう義務付ける必要があります。

ElevenLabsの無料プランで作った声を、売るゲームに使えますか

無料プランは非商用に限られます。売るゲームには有料プランを使います。存命の人の声を、本人の明示的な同意などの正当な許可なしに作ることも、利用ポリシーの禁止事項です。

VOICEVOXをゲームに同梱してプレイ中に声を作れますか

この記事では確認できていません。本体の規約は無断の再配布を禁止しています。同梱や組み込みを考えるときは、VOICEVOXと使う声の権利者への確認が要ります。

まとめ

ゲームのボイスを音声合成で作るときは、声の規約を先に確認し、そのあとで台詞を書き出す順番が安全です。VOICEVOXは無料ですが、使える範囲は声ごとに異なります。有償で売るゲームでは、声の権利者の条件を原文で読んでから決めます。

台詞表で台詞とファイルを対応させておくと、あとから台詞を差し替えるときも迷いません。クレジットは、ストアの説明欄とゲーム内の両方に入れておくのが無難です。

この記事のまとめ

  • VOICEVOXは声ごとに規約が違う。有償販売に使えない声や、同人ゲームが非商用扱いの声がある
  • 企業や個人事業主は、声によって事前確認や申請が必要になる
  • クレジットは、ストアの説明欄とゲーム内の両方に入れるのが無難。省略は有償契約が必要
  • 台詞表のIDと書き出したWAVを対応させ、サンプリングレートを確認する
  • エンジンの同梱やプレイ中の合成は、規約が別になるため公式に確認する
  • ElevenLabsは有料プランで商用利用。実在の人に似せた声は作らない

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