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Blenderで最初に覚えるショートカット10個|動かす・戻す・保存するキーの早見表

Blenderの公式ロゴと「最初に覚えるキー10個」の文字。背景に、立方体を動かして視点を回したBlenderの画面が暗く映っている

Blenderで最初に覚えるショートカットは、10個です。ものを動かすG・R・S、動く向きを決めるX・Y・Z、取り消すEsc、モードを切り替えるTab、全体を映すHome、見る向きを決めるテンキー、元に戻すCtrl+Z、保存するCtrl+Sの10個で、立方体を動かして保存するところまでできます。

この記事は、Blender 5.2.3 LTSの日本語表示で、連載の各記事で実際に押して確かめたキーを整理したものです。キーの一覧表は、Blenderの全キーを網羅するものではありません。最初の1週間で使うものだけに絞っています。

この記事で分かること

  • 最初に覚える10個のキーと、それぞれの働き
  • キーを押す場所(カーソルの位置)で、効くキーと効かないキーが分かれること
  • 10個を使った、立方体での練習の順番
  • 10個の外にある、連載で出たほかのキー
この記事の目次
  1. 0110個の早見表
  2. 02動かす|G・R・S・X・Y・Z・Esc
  3. 03モードを切り替える|Tab
  4. 04見る|Home・テンキー
  5. 05戻す・保存する|Ctrl+Z・Ctrl+S
  6. 06キーを押す場所|効くキーと効かないキー
  7. 0710個を使った練習の順番
  8. 0810個の外にある、連載で出たキー
  9. 09よくある疑問
  10. 10次はこの記事
  11. 11ほかにも読みたい記事

10個の早見表

最初に覚えるキー10個の一覧図。1はGで移動、2はRで回転、3はSで拡大・縮小、4はXとYとZで動く向きを固定、5はEscで操作を取り消す、6はTabで編集モードとの切り替え、7はHomeで全体を表示、8はテンキーの1・7・3・0で正面・上・右・カメラ、9はCtrl+Zで元に戻す、10はCtrl+Sで保存
最初に覚えるキー10個の早見表

表のとおり、10個は「動かす」「取り消す」「見る」「戻す・保存する」の4つの場面に分かれます。くわしい手順は、右の列の記事にあります。

キー 働き 押す場所 くわしい記事
G 選んだものを移動する 3Dビューポートの上 立方体を動かす方法
R 選んだものを回転する 3Dビューポートの上 同上
S 選んだものを拡大・縮小する 3Dビューポートの上 同上
X・Y・Z G・R・Sのあとに押すと、その軸の方向だけに固定する 3Dビューポートの上 同上
Esc 動かしている途中の操作を取り消す 3Dビューポートの上 同上
Tab オブジェクトモードと編集モードを切り替える 3Dビューポートの上 選択できないときの直し方
Home シーンにあるものを、すべて映す 3Dビューポートの上 視点を動かす方法
テンキーの1・7・3・0 正面・上・右・カメラの向きから見る 3Dビューポートの上 同上
Ctrl+Z 直前の操作を元に戻す どこでもよい 保存と元に戻す方法
Ctrl+S ファイルを保存する どこでもよい 同上

動かす|G・R・S・X・Y・Z・Esc

移動のG、回転のR、拡大・縮小のSは、押したあとの流れが同じです。ものを選んで、キーを押し、マウスを動かして、左クリックで確定します。やめたいときは、確定する前にEscを押します。

G、R、Sを押して立方体を動かした画面を並べた図。上段が操作前、下段がクリックで確定した操作後で、Gは移動、Rは回転、Sは拡大・縮小になっている
G・R・Sは、キーが違うだけで、流れは同じです

G・R・Sのあとに、X・Y・Zのどれかを押すと、その軸の方向だけに動きが固定されます。Xは左右、Yは奥行き、Zは上下です。Xを押すと、画面では赤い線の上だけを動きました。

左はそのまま動かした画面で、右はGを押してからXを押し、X軸の赤い線の上だけを動かした画面。Xを押すと、赤い線の上だけを動く
Xを押すと、赤い線(X軸)の上だけを動きます

数字を入力してぴったり動かす方法は、立方体を動かす方法の記事で説明しています。この記事の10個には入れていません。

モードを切り替える|Tab

Tabは、オブジェクトモードと編集モードを切り替えるキーです。ほかのものをクリックしても選べないときは、左上のモード表示が「編集モード」のままになっていないかを確かめます。実際に、編集モードで立方体を開いたまま、カメラをクリックしてみましたが、カメラは選ばれませんでした。Tabを押して「オブジェクトモード」に戻すと、選べました。

左は編集モードで立方体を開いた画面で、立方体の面がオレンジに塗られている。右はその状態でカメラをクリックした画面で、カメラは選ばれず、立方体の頂点の選択だけが外れている。下には左上の編集モードという表示を拡大した画像がある
編集モードでは、ほかのものをクリックしても選べません

見る|Home・テンキー

平行移動や拡大をしすぎて、画面から立方体が消えたときは、Homeを押します。シーンにあるものが、すべて見える位置まで戻ります。メニューでは「ビュー → すべて表示」です。

左が、ものが画面の外に出て何も見えなくなった状態。中がHomeを押して全体が見える状態。右がテンキーのピリオドで、選んだものが大きく映った状態
Homeを押すと、全体が映ります

見る向きを決めたいときは、テンキーの数字を押します。1が正面、7が上、3が右、0がカメラから見た画面です。

同じ立方体を4つの向きから見た画面。テンキー1はフロント、テンキー7はトップ、テンキー3はライト、テンキー0はカメラ
テンキーの数字で、見る向きが切り替わります

テンキーがないノートパソコンでは、「ビュー」メニューと、画面右上のギズモで、同じ操作ができます。

戻す・保存する|Ctrl+Z・Ctrl+S

操作を確定したあとに戻したいときは、Ctrl+Zです。押すたびに、1つ前の状態に戻ります。やり直したいときは、Shift+Ctrl+Zを押します。

立方体を移動、回転、拡大した3つの画面と、Ctrl+Zを1回、2回、3回押したあとの3つの画面。押すたびに、1つ前の状態に戻る
Ctrl+Zを押すたびに、1つ前の状態に戻ります

保存は、Ctrl+Sです。保存できたかどうかは、ウィンドウのタイトルの先頭の「*」で分かります。「*」が消えれば、保存できています。まだ保存していないファイルなら、名前を付ける画面が開きます。

保存前と保存後のウィンドウのタイトルを並べた画像。保存前は先頭に*が付き、保存後は消えている
保存すると、タイトルの先頭の「*」が消えます

戻せる回数には上限があり、保存できないときには原因があります。どちらも、困ったときの記事にまとめています。

関連記事Blenderで元に戻せないときの確認|回数の上限と、履歴に入らない操作
関連記事Blenderで保存できないときの直し方|エラーの文言から原因を確かめる

キーを押す場所|効くキーと効かないキー

キーを押しても何も起きないときは、カーソルの位置を確かめます。G・R・S・Home・テンキーは、3Dビューポートの上にカーソルがあるときに使います。一方で、Ctrl+SとCtrl+Zは、場所を選びませんでした。

キーを押す場所を示した図。3Dビューポートの上で押すキーは、G・R・S・X・Y・Z・Home・テンキー。どこでもよいキーは、Ctrl+SとCtrl+Zで、保存はプロパティ・アウトライナー・タイムラインの上で、元に戻すはプロパティの上で効いた
3Dビューポートの上で押すキーと、どこでも効くキー

実際に、カーソルをプロパティの上に置いてRを押し、マウスを動かしても、立方体は回りませんでした。ビューポートの上に置いて同じ操作をすると、回りました。Ctrl+Sは、プロパティ、アウトライナー、タイムラインのどの上でも、保存できました。Ctrl+Zは、プロパティの上で押しても、立方体の位置が戻りました。

左はカーソルをプロパティの上に置いてRを押してマウスを動かしても立方体が回らず、回転Xが0度のまま。右はカーソルをビューポートの上に置いてRを押してマウスを動かすと立方体が回り、回転Xがマイナス15.4度になっている
カーソルがプロパティの上にあると、Rを押しても立方体は回りません

そのほかの原因は、選択できないときの記事にまとめています。

関連記事Blenderで選択できない・動かせないときの直し方|原因5つを順に確かめる

10個を使った練習の順番

立方体が1つあるシーンで、次の順に押すと、10個を一通り使えます。どの操作も、連載の記事で実際に押して確かめています。

  1. 立方体をクリックして選ぶ選んだものには、オレンジの縁がつきます。
  2. GとXを押して、マウスを動かす立方体が、赤い線の上だけを動きます。
  3. Escで取り消す動かし始める前の位置に戻ります。
  4. もう一度GとXで動かして、左クリックで確定するR・Sも、同じ流れで試せます。
  5. Ctrl+Zで元に戻す確定した操作が、1つ前の状態に戻ります。
  6. Homeとテンキーで、見え方を変えるHomeで全体を映し、テンキーの1で正面から見ます。
  7. Ctrl+Sで保存するタイトルの先頭の「*」が消えるのを確かめます。

Tabは、編集モードに入るときに使います。編集モードの使い方は、今後の記事で説明する予定です。

10個の外にある、連載で出たキー

連載のこれまでの記事には、10個のほかにも、次のキーが出てきました。最初は覚えなくても困りません。必要になったときに、この表から探します。

キー 働き 出てくる記事
Alt+G・Alt+R・Alt+S 位置・回転・大きさを、最初の値に戻す 立方体を動かす方法
Alt+H Hで隠したものを、元に戻して表示する 選択できないときの直し方
テンキーのピリオド 選んだものを、画面いっぱいに映す 視点を動かす方法
Ctrl+テンキーの1・7・3 後ろ・下・左の向きから見る 同上
Shift+Ctrl+Z 元に戻した操作を、やり直す 保存と元に戻す方法
Shift+Ctrl+S 名前を付けて保存する 同上
Ctrl+Alt+S 数字を追加して、別の名前で保存する 同上

よくある疑問

ショートカットの一覧は、どこで確認できますか

「ビュー」や「編集」などのメニューの右端には、対応するキーが表示されています。キーを忘れたときは、メニューを開けば確認できます。

キーの割り当ては、変えられますか

プリファレンスに「キーマップ」の項目があります。変更の手順は確かめていないので、この記事では、初期の割り当てだけを説明しています。

Macのキーは、同じですか

この記事は、Windowsで確かめた内容です。Macのキーは、確かめていません。

次はこの記事

次に読む1本|立方体を消して、自分の作業を始める(準備中)

10個のキーで、動かして、戻して、保存できるようになりました。次は、最初にある立方体を消して、自分のものを作り始める方法です。公開しだい、ここから案内します。

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