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Blenderの保存のしかたと元に戻す方法|Ctrl+S・Ctrl+Z・自動保存・履歴

Blenderの公式ロゴと「Blenderの保存と元に戻す」の文字。背景に立方体を回転したBlenderの画面が暗く映っている

Blenderで作ったものは、Ctrl+Sで保存し、操作を戻したいときはCtrl+Zを押します。保存すると、ウィンドウのタイトルの先頭の「*」が消えます。やり直したいときは、Shift+Ctrl+Zです。

この記事は、Blender 5.2.3 LTSの日本語表示で、実際に保存して、操作を戻した画面をもとにした内容です。立方体の動かし方は、立方体を動かす・回す・大きさを変える方法で説明しています。

この記事で分かること

  • 保存のしかた(初めて保存するときと、2回目以降の違い)
  • 保存すると、1つ前の状態が「.blend1」として残ること
  • 閉じてしまったときの復元(自動保存と最後のセッション)
  • 元に戻す・やり直す・履歴から選んで戻す方法
この記事の目次
  1. 01この4つのキーを覚える
  2. 02保存する|Ctrl+S
    1. 初めて保存するとき
    2. 2回目以降
  3. 03保存の種類|名前を付けて保存・数字を追加して保存
  4. 04保存すると、1つ前の状態が残る
  5. 05閉じてしまったとき|自動保存と最後のセッション
  6. 06元に戻す・やり直す|Ctrl+Z
    1. 戻せる回数
  7. 07操作履歴から選んで戻る
    1. 戻したあとに操作すると、先は消える
  8. 08うまくいかないとき
  9. 09よくある疑問
  10. 10次はこの記事
  11. 11ほかにも読みたい記事

この4つのキーを覚える

保存と、元に戻すためのキーは、4つだけです。メニューからも選べます。

覚えるキーを4つ並べた図。Ctrl+Sは保存、Shift+Ctrl+Sは名前を付けて保存、Ctrl+Zは元に戻す、Shift+Ctrl+Zはやり直す
覚えるキーは、この4つです

保存する|Ctrl+S

保存は、「ファイル → 保存」か、Ctrl+Sです。公式マニュアルでは、まだ保存していないファイルなら、自動で「名前を付けて保存」の画面が開くと説明されています。

ファイルメニューを開いた画面。保存、名前を付けて保存、数字を追加して保存に赤い枠がつき、復元の中に最後のセッションと自動保存が青い枠で示されている
「ファイル」メニュー。保存の項目は、赤い枠の3つです

初めて保存するとき

  1. Ctrl+Sを押す3Dビューポートの上で押します。保存先を選ぶ画面が開きます。
  2. 保存する場所を選ぶ画面の上の欄にフォルダを入れるか、左の一覧から選びます。
  3. ファイル名を入れて、保存を押す下の欄に名前を入れて、「Blenderファイルを保存」を押します。拡張子は「.blend」です。
初めて保存するときに開く画面。下の欄にファイル名を入れ、右のBlenderファイルを保存のボタンを押す。保存したあとは、ウィンドウの上のタイトルにファイル名と保存先が表示される
ファイル名を入れて保存すると、タイトルに保存先まで出ます

保存できたかどうかは、ウィンドウの一番上のタイトルで分かります。ファイル名と、保存した場所が表示されます。

2回目以降

一度保存したファイルは、Ctrl+Sを押すだけで、同じ場所に上書きされます。画面は開きません。

保存した直後と、変更したあとのウィンドウのタイトルを並べた画像。保存した直後はファイル名だけが表示され、変更したあとは先頭に*がつく
先頭の「*」は、保存していない変更があるという印です

立方体を動かすなどの変更をすると、タイトルの先頭に「*」がつきます。保存すると、消えます。

保存のキーは、こまめに押す

操作のたびに保存する必要はありません。ただし、「*」がついたまま長く作業すると、突然閉じたときに失うものが増えます。区切りのよいところで、Ctrl+Sを押します。

保存の種類|名前を付けて保存・数字を追加して保存

「ファイル」メニューには、保存が4つあります。公式マニュアルの説明を、画面の名前に合わせて表にしました。

メニュー名 キー 動き(公式マニュアル)
保存 Ctrl+S いまのファイルに保存する。まだ保存していないファイルなら、名前を付けて保存の画面が開く
名前を付けて保存… Shift+Ctrl+S 保存する場所と名前を選ぶ
コピーを保存… (キー表示なし) 保存するが、編集は元のファイルのまま続く。バックアップ向き
数字を追加して保存 Ctrl+Alt+S 既存のファイルを上書きしない、連番の名前で保存する

同じ名前のファイルがある場所で、「名前を付けて保存」をすると、名前の欄が赤くなります。公式マニュアルでは、上書きされるという警告と説明されています。実際の画面では、右のボタンが「上書き」に変わりました。

左は同じ名前のファイルがある場所で名前を付けて保存したときの画面。名前の欄が赤くなり、右のボタンが上書きに変わっている。右は保存しないで閉じようとしたときのダイアログで、保存、保存しない、キャンセルの3つのボタンが出ている
同じ名前だと、名前の欄が赤くなります。閉じるときの確認も出ます

保存しないでBlenderを閉じようとすると、「閉じる前に変更を保存しますか?」という確認が出ます。「保存」「保存しない」「キャンセル」から選びます。

保存すると、1つ前の状態が残る

同じファイルを2回目に保存すると、同じフォルダに、「.blend1」で終わるファイルができます。実際に保存して確かめると、「cube_game.blend」と「cube_game.blend1」の2つが並びました。

1回目の保存では、cube_game.blendの1つだけがある。2回目の保存のあとは、cube_game.blendが最新、cube_game.blend1が1つ前の保存として並ぶ
2回目の保存で、1つ前の状態が「.blend1」として残ります

公式マニュアルでは、この数は「プリファレンス」の「バージョンを保存」で決まると説明されています。実際の画面では、この値は「1」でした。数字が2なら、「.blend1」と「.blend2」までが残ります。

閉じてしまったとき|自動保存と最後のセッション

保存し忘れたまま閉じたときや、突然閉じたときは、「ファイル → 復元」から戻せることがあります。「最後のセッション」と「自動保存…」の2つが入っています。

項目 動き(公式マニュアル)
最後のセッション 終了する直前に、自動で保存された「quit.blend」を読み込む。誤って閉じたときの復元に使える
自動保存… 最新の自動保存を読み込む。一時フォルダの中のファイルを選ぶ画面が開く
左はシステムの画面で、元に戻す回数が32になっている。右はセーブ&ロードの画面で、バージョンを保存が1、自動保存がオンでタイマーが2分になっている
設定の画面。元に戻す回数は32、自動保存は2分ごとでした

自動保存は、「プリファレンス」の「セーブ&ロード」で設定します。実際の画面では、オンで、間隔は2分でした。自動保存されたファイルは、実際に、パソコンの一時フォルダの中に、「ファイル名_数字_autosave.blend」という名前でできていました。

自動保存の限界(公式マニュアル)

  • スカルプト、テクスチャペイント、編集モードの変更は、自動保存されません。
  • 残るのは、プロジェクトごとに1つだけで、古い自動保存は残りません。
  • 最後に保存したあとの変更は、復元すると失われます。

自動保存は、保険です。こまめな保存の代わりにはなりません。

元に戻す・やり直す|Ctrl+Z

操作を取り消すのは、Ctrl+Zです。「編集 → 元に戻す」にも入っています。やり直すのは、Shift+Ctrl+Zです。公式マニュアルでも、この2つが基本の操作として説明されています。

立方体を移動、回転、拡大した3つの画面と、Ctrl+Zを1回、2回、3回押したあとの3つの画面。押すたびに、立方体の大きさと向きと位置が、1つずつ前に戻る
Ctrl+Zを押すたびに、1つずつ前の状態に戻ります

立方体を移動、回転、拡大のあとで、Ctrl+Zを押すと、押した回数だけ、1つずつ前に戻りました。「やり直す」は、取り消した操作を、もう一度行います。

戻せる回数

戻せる回数は、「プリファレンス」の「システム」にある「元に戻す回数」で決まります。実際の画面では、32でした。同じ画面には、「「元に戻す」のメモリ制限」という設定もあり、実際の画面では0でした。公式マニュアルでは、0は無制限の意味と説明されています。

ここまでの要点

  • 保存はCtrl+S。初めてのときは、保存先とファイル名を選ぶ
  • 保存するたびに、1つ前の状態が「.blend1」として残る
  • 閉じたときは、「ファイル → 復元」から戻せることがある
  • 元に戻すはCtrl+Z、やり直すはShift+Ctrl+Z

操作履歴から選んで戻る

1つずつ戻すより、戻りたい時点を選ぶほうが早いこともあります。「編集 → 操作履歴」を開くと、これまでの操作が並びます。

編集メニューの操作履歴を開いた画面。上から、リサイズ、回転、移動、選択、選択、Originと並ぶ。いまの位置を示す黒い点がリサイズの左にあり、回転の行に青い枠がついている
上が新しい操作です。黒い点が、いまの位置です

公式マニュアルでは、一覧の上が最近の操作で、黒い点が現在の状態だと説明されています。行を選ぶと、その時点まで戻ります。一番下の「Original」は、ファイルを開いたときの状態でした。

戻したあとに操作すると、先は消える

戻した状態では、「やり直す」が使えます。ところが、そこで新しい操作をすると、公式マニュアルのとおり、履歴はその時点で切れます。実際に、回転まで戻してから、新しく移動すると、履歴の一番上は「移動」に変わり、「リサイズ」が消えました。メニューの「やり直す」も、灰色になりました。

左は回転まで戻した状態で、履歴の上にリサイズが残っている。右は新しく移動したあとの状態で、リサイズが消え、やり直すが灰色になっている
新しい操作をすると、戻す前の先の操作は、やり直せなくなります

Blenderを閉じると、履歴は消える

公式マニュアルでは、Blenderを終了すると、操作の履歴はすべて失われると説明されています。保存してから閉じても、同じです。ファイルを開き直したあとは、Ctrl+Zで、開く前の操作は戻せません。

うまくいかないとき

保存できない、元に戻せない、といった場合の確認は、別の記事で説明する予定です。Ctrl+Sを押しても「*」が消えないときは、保存が終わっていないので、保存先の画面が開いていないかを確かめます。

よくある疑問

ファイルの拡張子は何ですか

「.blend」です。保存先を選ぶ画面で、初期の名前は「無題.blend」と出ます。

Ctrl+Zを何回押しても戻りません

戻せる回数の設定は、32でした。それより前の操作は、戻せない場合があります。上限を超えたかどうかは、「編集 → 操作履歴」の一覧の長さで確かめられます。

次はこの記事

次に読む1本|最初に覚えるショートカット10個(準備中)

保存と元に戻すを覚えたので、次は、この連載で出てきたキーを整理して、最初に覚える10個にまとめます。公開しだい、ここから案内します。

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