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Google Playにゲームを公開する手順と費用【2026年10月】

スマートフォンとゲームコントローラーの周りに公開までの工程を示すカラフルなブロックが並ぶイラスト

Google Playにゲームを公開するには、Play Consoleでデベロッパーアカウントを作り、アプリを登録して審査に出します。費用は登録料の1回限りUS$25で、年会費はありません。ただし2023年11月13日以降に作った個人アカウントは、12人以上のテスターが14日間続けて参加するクローズドテストを終えるまで、製品版を公開できません。

先に結論

  • 費用:登録料US$25が1回だけ。審査の申請そのものに料金がかかるという記載はない
  • 日本の個人が出すもの:パスポート・運転免許証・永住権カードのいずれかと、住所証明書類
  • 日数がかかる場所:クローズドテストの14日間と、製品版アクセスの審査(通常7日以内)

登録から公開までの手順を、順番に並べました。公式ヘルプに日数が書かれている工程の一覧、画像サイズと文字数の素材表、個人アカウントの要件チェックリストも付けています。公開後の収益や手取りの計算はスマホゲームの個人開発で収益を出す方法で扱い、この記事は出すまでの準備に絞ります。

情報は2026年10月時点のGoogle Play Consoleヘルプを、日本語版と英語版で確かめた内容です。両方で書き方が割れている箇所は、本文でその旨を断っています。要件は変わりやすいので、申し込む前に各ヘルプで最新の条件を見直してください。

この記事の目次
  1. 01公開までの7工程と、公式に書かれた日数
    1. 工程ごとの日数は公式に書かれたものだけ並べる
  2. 02かかる費用は登録料US$25が入口
    1. 売上が出たときにかかる手数料
  3. 03デベロッパーアカウントの登録と本人確認
    1. 個人と組織のどちらを選ぶか
    2. 日本の個人が用意する書類
    3. 公開される情報と、先に決めておくこと
    4. 実機のAndroid端末でデバイス確認をする
  4. 04ゲームのビルドで先に確認すること
    1. パッケージ名は一度決めると戻せない
    2. 新しいアプリはAndroid 16以降を対象にする
  5. 05ストア掲載情報に必要な素材と文字数
    1. 説明文で使えない言葉
  6. 06アプリのコンテンツで申告すること
    1. データセーフティはクローズドテストの前に必要
    2. コンテンツのレーティングは質問票に正確に答える
    3. AIを使ったゲームの場合
  7. 07個人アカウントの要件チェックリストとクローズドテスト
    1. 製品版アクセスの申請前チェックリスト
    2. 12人のテスターを14日間そろえるコツ
    3. 内部テストから始める
  8. 08製品版アクセスの申請と審査
    1. 申請後の審査と、否承認になったとき
  9. 09よくある質問
  10. 10この記事のまとめ
  11. 11次に読みたい記事

公開までの7工程と、公式に書かれた日数

公開までの流れは7つの工程です。順番を間違えやすいのは、クローズドテストを始められるのがアプリのセットアップを完了したあとという点です。ストア掲載情報などの入力が遅れると、テスターを入れる日も遅れます。

Google Playに公開するまでの7工程の図。デベロッパーアカウント、デバイス確認は1分以内、アプリ作成とビルド、ストア掲載情報、アプリのコンテンツの申告、クローズドテストは14日間連続、製品版アクセスの申請は通常7日以内
公開までの7工程。日数が書かれているのは一部だけ
  1. デベロッパーアカウントを作る登録料を払い、個人か組織かを選んで本人確認を済ませる。
  2. Android端末でデバイス確認をする個人アカウントは、実機のAndroid端末とPlay Consoleモバイルアプリで確認する。
  3. アプリを作成してビルドを用意するパッケージ名を決め、対象APIレベルを満たしたApp Bundleを作る。
  4. ストア掲載情報を入力するアイコン、フィーチャーグラフィック、スクリーンショット、説明文をそろえる。
  5. アプリのコンテンツを申告する広告、対象年齢、コンテンツのレーティング、データセーフティ、プライバシーポリシーを入れる。
  6. クローズドテストを14日間続ける12人以上のテスターに参加してもらい、フィードバックを記録する。
  7. 製品版へのアクセスを申請して公開する申請が承認されたら、製品版のリリースを審査に出す。

工程ごとの日数は公式に書かれたものだけ並べる

各工程にどれだけかかるかは、公式ヘルプに書かれている数字だけを次の表にまとめました。書かれていない工程は、空欄にせず記載なしと示しています。全体の日数は、この表の数字に自分の作業日数を足して見積もってください。

工程 公式ヘルプにある日数や条件
登録と本人確認 日数の記載なし。提出用として認められていない書類を出すと失敗する
デバイス確認 Play Consoleモバイルアプリを使うと1分以内に完了する
アプリのセットアップ 日数の記載なし。完了するとクローズドテストを始められる
クローズドテスト 12人以上が14日間連続でオプトインしている状態が必要
製品版アクセスの審査 通常は7日以内に完了するが、それ以上かかることもある
製品版リリースの審査 一部のアカウントは通常より詳しく審査され、最大で7日程度。例外的にさらにかかる場合もある
お支払い方法の確認(収益化する場合) 最長で5日ほどかかる

日数が長いのは、14日間連続のクローズドテストです。次は、手続きの前に確認しておきたい費用の話です。

かかる費用は登録料US$25が入口

公開に必須の費用は、デベロッパーアカウントの登録料だけです。公式ヘルプでは「1回限りの登録料(US$25)」と案内されています。支払いにはMasterCard、Visa、American Expressなどのクレジットカードやデビットカードを使い、プリペイドカードは使えません。

かかる費用の図。デベロッパー登録料はUS$25で1回限り。売上が出たときの手数料は、日本で2026年9月30日から年間収益の最初の100万ドル分にサービス手数料10%と請求手数料5%。組織アカウントのDUNSナンバーは無料で30日ほどかかることがある
費用は登録料US$25の1回払い。手数料は売上が出たときだけ

登録手続きでは、有効な政府機関発行の身分証明書とクレジットカードの提示を求められることがあります。どちらも本人名義のものが必要です。情報が無効と判断された場合は、登録料の払い戻しが行われません。

売上が出たときにかかる手数料

手数料は売上が発生したときだけかかります。日本では2026年9月30日から新しい体系になり、年間収益のうち最初の100万ドル分は、サービス手数料10%に請求手数料5%が加わります。

請求手数料の対象は、Google Play請求サービスを使ったアプリ内購入と、有料のアプリやゲームの初回購入です。サービス手数料は、Google Playの課金システムのほか、公式ヘルプが定める代替の課金システムを通じた販売にも適用されます。手取りの具体的な計算は、冒頭で紹介した収益の記事に載せています。

  • 登録料は1回限りのUS$25で、毎年の更新料はない
  • 審査の申請そのものに料金がかかるという記載はない
  • 手数料は売上が出たときだけで、100万ドル分までは10%と請求手数料5%
  • 組織アカウントはDUNSナンバーが必要。取得は公式の説明で無料とされ、30日ほどかかることもある

デベロッパーアカウントの登録と本人確認

登録は18歳以上が対象です。Googleアカウントでサインインし、デベロッパー販売・配布契約に同意し、登録料を払い、アカウントの種類を選んで本人確認を進めます。

個人と組織のどちらを選ぶか

個人アカウントと組織アカウントで使える機能は同じで、どちらも収益を得られます。公式の目安は、個人で使用する学生・愛好家・アマチュアのデベロッパーなら個人アカウント、商業・産業・プロ・行政などの活動なら組織アカウントです。

アカウント 公式の目安
個人 個人で使用する学生・愛好家・アマチュアのデベロッパー
組織 商業・産業・プロ・行政などの活動。金融関連、健康アプリに分類される医療アプリ、VPNサービスを使うアプリ、行政関連のアプリは組織での登録が必要
個人事業主 個人事業の開業・廃業等届出書の提出で、組織として確認される扱いもある

通常のゲームは、組織での登録が必要な種類にはあてはまりません。

日本の個人が用意する書類

日本の個人は、日本政府機関発行の写真付き身分証明書と住所証明書類を提出します。認められる身分証明書は次の3種類です。

  • パスポート
  • 運転免許証
  • 永住権カード(日本語版ヘルプの表記)

英語版ヘルプでは、この項目が個人向けの一覧でResidence cardと書かれています。日本語版は永住権カードで、英語版はResidence cardという違いがあるため、在留カードで足りるかどうかは申し込み画面で確かめてください。

住所証明書類は、お支払いプロファイルと同じ名前と住所が書かれたものにします。認められているのは次のものです。

  • 住所が記載された政府機関発行の写真付き身分証明書
  • 電気、水道、ガス、インターネット、ケーブルテレビの公共料金の請求書
  • 保険の明細書
  • クレジットカードまたは銀行の明細書

英語版ヘルプには、発行日が過去90日以内であることと、書類の氏名と住所がお支払いプロファイルと完全に一致することも条件として書かれています。日本語版のこのページには90日の記載がありません。

身分証明書の画像は、有効期限内で、カラーで、鮮明で、コピーではないものにしてください。失敗する主な原因は、提出用として認められていない書類を出すことだと公式ヘルプにあります。

公開される情報と、先に決めておくこと

デベロッパー名は氏名と異なっても構いません。ただし氏名、国、デベロッパーのメールアドレスはGoogle Playで公開されます。

Google Playで収益を得る場合(有料アプリやアプリ内課金など)は、詳細な住所も公開されます。自宅の住所を出したくない場合は、この点を先に決めておきます。

実機のAndroid端末でデバイス確認をする

新しい個人アカウントは、公開の前にAndroid端末へのアクセスを確認します。手順は次のとおりです。

  1. ウェブ版にログインするアカウントを作ったGoogleアカウントでPlay Consoleを開きます。
  2. ホームのタスクを開く「Android モバイル デバイスにアクセスできることをご確認ください」の詳細を表示します。
  3. QRコードを読み取る端末でPlay Consoleモバイルアプリを起動かインストールして、アカウント所有者でログインする。
  4. 確認をタップする画面の案内に従うと、1分以内に完了します。

使える端末は、Android 10以上で、root権限を取得していない実機です。エミュレーターは対象に書かれていません。

ゲームのビルドで先に確認すること

アカウントができたら、Play Consoleで「すべてのアプリ」から「アプリを作成」を選びます。アプリ名、既定の言語、アプリかゲームか、無料か有料か、連絡先メールアドレスを入れ、ポリシーの宣言とPlayアプリ署名の利用規約に同意します。アプリかゲームかの指定は、あとから変更も可能です。

確認すること 内容
パッケージ名 重複がなく永続的に使えるものにする。後から削除も再利用もできない
対象APIレベル 2026年8月31日から、新しいアプリはAndroid 16(API レベル 36)以降が対象
ダウンロードサイズ App Bundleから生成される1台のデバイス用の圧縮済みAPKは、最大200MB
バージョンコード アップデートのたびに増やし、2100000000以下にする

パッケージ名は一度決めると戻せない

ゲームエンジンの書き出し設定で、仮の名前のまま提出しないよう、アップロードの前に確認してください。

新しいアプリはAndroid 16以降を対象にする

古いテンプレートや古いバージョンのエンジンで作ったプロジェクトは、ここで引っかかる可能性があります。対象APIレベルを上げる方法はエンジンごとに異なるため、使っているツールの移行ガイドで確かめてください。

公式ヘルプには、アプリの更新に時間が必要な場合に2026年11月1日までの期間延長を申請できる記載もあります。延長の申請フォームは、公式に「今年の後半に」Google Play Consoleで提供されると書かれています。新しく出すゲームに使えるかどうかは明記されていないため、延長を当てにせず、最初からAPIレベル36以降で作るのが確実です。

画像や音声を多く入れる3Dゲームは、200MBの上限に近づくことがあります。

有料ゲームはPC版Google Play Gamesに手動でリリース

有料ゲームの場合は、PC版Google Play Gamesに手動でリリースする必要があります。無料ゲームなら、既定でGoogle PlayとPC版Google Play Gamesの両方に表示されます。

ビルドの準備ができたら、次はストア掲載情報の素材です。サイズを間違えて作り直す例が多い項目なので、表で一度に確認します。

ストア掲載情報に必要な素材と文字数

ストア掲載情報を公開するには、アイコン、フィーチャーグラフィック、スクリーンショット2点以上、簡単な説明が必要です。公式ヘルプの要件を、図と表にしました。

ストア掲載情報の素材と文字数の図。アイコンは512x512の32ビットPNG、フィーチャーグラフィックは1024x500、スクリーンショットは2点以上。アプリ名30文字、簡単な説明80文字、詳しい説明4,000文字。説明文で使えない言葉と、ゲーム向けのおすすめ表示の条件も並ぶ
素材のサイズと文字数。全角でも半角でも上限は同じ
素材 要件 区分
アプリアイコン 32ビットPNG(アルファ付き)、512ピクセル × 512ピクセル、最大1,024KB 必須
フィーチャーグラフィック JPEGまたは24ビットPNG(アルファなし)、1024ピクセル × 500ピクセル 必須
スクリーンショット 2点以上。JPEGまたは24ビットPNG(アルファなし)、各辺320〜3,840ピクセル。最大辺は最小辺の2倍以上にできない 必須
簡単な説明 80文字以内 必須
アプリ名 30文字以内 必須
詳しい説明 4,000文字以内 入力項目
ゲーム向けスクリーンショット 16:9の横向き(1,920 × 1,080ピクセル以上)を3枚以上、または9:16の縦向き(1,080 × 1,920ピクセル以上)を3枚以上 おすすめ表示の対象になる条件
プレビュー動画 YouTubeのURLを1本。再生リストやチャンネルのURLは不可 任意。ゲームを表示できる場所が増える

簡単な説明と詳しい説明の文字数は、全角でも半角でも上限が同じです。日本語版ヘルプの表には全角40文字、全角2,000文字とも読める書き方がありますが、同じ表の脚注と英語版では、文字の種類にかかわらず80文字と4,000文字が上限です。

スクリーンショットは、対応するデバイスタイプごとに最大8枚まで追加できます。ゲームのスクリーンショットはゲーム内の実際の画面にし、タグラインは画像の20%を超えない範囲にとどめます。

説明文で使えない言葉

簡単な説明やスクリーンショットには、順位や評価を思わせる言葉と、行動を促す決まり文句を入れないよう公式ヘルプが求めています。

種類 避ける言葉
順位・評価を思わせる言葉 「ベスト」「No.1」「トップ」「最新」「割引」「セール」「100万回ダウンロード」
行動を促す決まり文句 「今すぐダウンロード」「今すぐプレイ」など

AIに紹介文を書かせた場合は、こうした言葉が入りやすいので、貼り付ける前に確認します。名前や説明でキーワードを繰り返したり無関係な言葉を入れたりすると、公開が停止されることがあります。

絵や画面の素材の作り方は、次の記事にまとめています。権利の確認が必要ならAIで作ったゲームの著作権と規約チェックリストも参考にしてください。

関連記事ゲーム素材をAIで作る方法【2026年版】立ち絵・ドット絵・BGM・効果音

ここまでの要点

  • 登録料はUS$25の1回払い。日本の個人は身分証明書と住所証明書類を出す
  • 新しいアプリはAndroid 16(API レベル 36)以降が対象で、パッケージ名は一度決めると戻せない
  • 素材はアイコン512ピクセル四方、フィーチャーグラフィック1024×500ピクセル、スクリーンショット2点以上

素材がそろったら、アプリのコンテンツの申告です。入力漏れがあると審査に進めません。

アプリのコンテンツで申告すること

Play Consoleの「アプリのコンテンツ」ページで、安全性や法的要件に関わる情報を申告します。ゲームで該当しやすい項目を並べました。

項目 ゲームで確認すること
プライバシーポリシー 有効なURLで公開しておく。ユーザーデータを集めないゲームでもデータセーフティの記入とリンクは必要
広告 広告SDKを入れていれば「広告を含む」と申告する。偽ると停止の対象になる
アプリのアクセス権 ログインが必要な機能がある場合、審査用のログイン情報を用意する
ターゲットユーザーおよびコンテンツ 対象年齢層を申告する
コンテンツのレーティング 質問票に回答を送ると、複数のレーティング機関からレーティングが届く
データセーフティ 広告SDKや分析ツールが集めるデータも含めて申告する

データセーフティはクローズドテストの前に必要

データセーフティのフォームは、クローズドテスト、オープンテスト、製品版のアプリで記入が必要です。内部テストだけで動かしているアプリは対象外です。

サードパーティのライブラリやSDKを通じて集められるデータも、申告に含めます。申告の責任はデベロッパーにあり、実際の動作と違う申告は、違反措置の対象になることもあります。

コンテンツのレーティングは質問票に正確に答える

レーティングはPlay Consoleの質問票に回答して取得します。メールアドレスは、国際年齢評価連合のIARCとの連絡に使われます。

回答に不実表示があれば、削除や停止の措置を取られる恐れがあります。「レーティングなし」のアプリはGoogle Playから削除されることがあるので、回答は欠かせません。

AIを使ったゲームの場合

AI生成コンテンツのポリシーが扱うのは、利用者のプロンプトに基づいて生成AIが作るコンテンツです。ゲームの中でAIが会話や画像を生成する機能がある場合は、アプリを閉じずに不適切な内容を報告できる機能が必要です。

対象の線引きは、冒頭で紹介した収益の記事のストアポリシーの章にも書いています。

個人アカウントの要件チェックリストとクローズドテスト

2023年11月13日以降に作った個人アカウントは、製品版の公開前にテストの要件を満たす必要があります。要件を満たすまでは、製品版や事前登録などの機能が無効のままです。

個人アカウントの条件の図。テスター12人以上が、14日間連続でオプトインする。14日にならないうちにオプトアウトした人は数えられず、再度オプトインすると14日間やり直し。申請前のチェックとして、メール電話の認証、デバイス確認、セットアップ完了とテスト開始、フィードバックの記録が並ぶ
12人が14日間連続で参加することが条件

製品版アクセスの申請前チェックリスト

  • 連絡先メール、連絡先電話番号、デベロッパーのメールアドレスの認証が終わっている
  • デバイス確認が終わり、ホームにタスクが表示されなくなっている
  • アプリのセットアップを完了し、クローズドテストを開始している
  • テスターが12人以上いる
  • テスター全員が14日間連続でオプトインしている
  • テスターに機能を使ってもらい、フィードバックを記録している
  • テストで見つかった問題への対応内容を書き出してある

12人のテスターを14日間そろえるコツ

14日間連続のオプトインとは、テスターが期間の途中でオプトアウトしないことです。14日にならないうちにオプトアウトした人は、要件を満たすテスターとして数えられません。いったんオプトアウトして再度オプトインした場合も、そこから14日間続ける必要があります。

公式ヘルプでは、友人、家族、同僚、クラスメイトといった身近なつながりから募るのが最も一般的な方法とされています。ゲームに合ったコミュニティやSNSのフォロワーへの呼びかけも、方法の例に挙がっています。テスターには、14日間以上連続でオプトインしたままにしてもらうよう事前に伝えてください。

オプトインしただけでは足りない

申請フォームではテスターがすべての機能を使ったか、フィードバックをどう集めたかを問われます。12人に満たない場合やテスターの関与が少ない場合は、クローズドテストを続けるよう求められることがあります。

内部テストから始める

内部テストは任意ですが、公式ヘルプはこのレベルから始めることを勧めています。ビルドは通常、Play Consoleに追加してから数秒以内にテスターへ公開されます。

先に内部テストで起動や課金の動作を確かめ、直したビルドをクローズドテストに回せば、14日間の途中でテスターに何度も入れ直してもらう手間を減らせるはずです。

製品版アクセスの申請と審査

クローズドテストの要件を満たしたら、Play Consoleのダッシュボードで「本番環境へのアクセスを申請」を押します。申請フォームは3つの部分に分かれており、ゲームの場合は2つ目が「ゲームに関する情報」になります。

部分 入力する内容
クローズドテストについて テスターの募集のしやすさ、テスターがすべての機能を使ったか、受け取ったフィードバックの要約と収集方法
ゲームに関する情報 対象ユーザー、ゲームを際立たせている特長、初年度の推定インストール数の範囲
製品版の公開に向けた準備状況 テストで見つかった問題に対する変更内容、製品版として準備ができたと判断した方法

ゲームに関する情報は、Google Play上で一般公開されるものではありません。アプリの表示や、Play Consoleの機能を使えるかどうかにも影響しないとされています。ゲームの特長を一文ずつ具体的に書いておくと、後の見直しもしやすくなります。

申請後の審査と、否承認になったとき

申請を送ると、Googleが内容を審査します。結果はアカウント所有者へのメールで届き、通常は7日以内に完了しますが、それ以上かかることもあります。承認されたら、製品版のページからGoogle Playにゲームを公開できます。

公式ヘルプは、審査を問題探しの手段として使わないよう求めています。ポリシーに準拠していないまま送ると、不承認、審査の遅延、再審査請求の長期化につながります。

申請の前に、ゲームの内容や収益化の仕組み、対象年齢、クラッシュや欠けた画面がないかを見直してください。審査用のログイン情報が必要なゲームは、有効なものを入れておきます。

リリースの審査概要ページの上部に「エラーの概要」が出た場合は、エラーが解決するまで公開できません。警告や軽微な問題だけなら公開できますが、公開前に対応しておくほうが安心です。

公開先の違いは、次の記事で比べられます。

関連記事作ったゲームの公開先と広告収入|unityroom・Poki・itch.io比較

よくある質問

Google Playにゲームを出すのに年会費はかかりますか

公式ヘルプにある費用は、1回限りの登録料US$25です。更新料の記載はありません。売上が出たときは別に手数料がかかります。

個人でも収益化できますか

できます。個人アカウントと組織アカウントで使える機能は同じで、どちらもお支払いプロファイルを使って収益を得られます。Google Playで収益を得る場合は、詳細な住所が公開される点に注意してください。

テスターは12人より少なくても公開できますか

2023年11月13日以降に作った個人アカウントでは、12人以上が14日間連続でオプトインしている状態が製品版アクセスの申請条件です。満たさないと、クローズドテストを続けるよう求められることがあります。

登録に使える身分証明書は何ですか

日本の個人は、パスポート、運転免許証、永住権カード(英語版ヘルプではResidence card)のいずれかと、住所証明書類を提出します。在留カードで足りるかどうかは、申し込み画面で確かめてください。

公式ヘルプの一覧にない書類は、提出用として認められません。

パソコンだけで進められますか

デバイス確認に、Android 10以上でroot権限を取得していない実機のAndroid端末が必要です。実機がない場合は、先に端末を用意してください。

アプリ名や説明を後から変えられますか

アプリ名と既定の言語は、後から変更できます。ただしパッケージ名は、一度決めると削除も再利用もできません。

この記事のまとめ

Google Playにゲームを公開する費用は、登録料US$25の1回払いが入口です。個人アカウントは、12人以上のテスターによる14日間のクローズドテストと、製品版アクセスの申請を通る必要があります。

この記事のまとめ

  • 登録料は1回限りのUS$25で、18歳以上が対象。クレジットカードかデビットカードで払う
  • 日本の個人は、パスポート・運転免許証・永住権カード(英語版はResidence card)のいずれかと住所証明書類を出す
  • 新しいアプリはAndroid 16(API レベル 36)以降を対象にし、パッケージ名は一度決めると戻せない
  • ストア素材はアイコン512ピクセル四方、フィーチャーグラフィック1024×500ピクセル、スクリーンショット2点以上
  • 2023年11月13日以降の個人アカウントは、12人以上が14日間連続でオプトインしたクローズドテストが必要
  • 製品版アクセスの審査は通常7日以内。収益の見積もりは別記事で確認する

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