AIゲームの作り方 約26分で読めます

Claudeでゲーム作成する手順【2026年】無料版で3つそろえて消すパズルを作ってみた

Claudeの無料版で作った3つそろえて消すパズルの盤面

Claudeの無料版でも、ブラウザで遊べるゲームは作れます。ふつうの「チャット」で頼むと、返事の横にゲームが開き、その場で遊べます。今回は、プログラミングの知識がない状態から、3つそろえて消すパズルを5回の依頼で完成させました。コードは1行も書いていません。有料のClaude Codeも使っていません。ただし、2026年10月時点の無料版では、完成したゲームをリンクで人に遊んでもらうことはできませんでした。

この記事では、作る前の設定の確かめ方から、5回分の依頼と結果、共有で試したこと、1回でまとめて頼む完成版プロンプトまでを、実際の画面で順に紹介します。使った6つのプロンプトは、そのままコピーして使える形で載せます。

内容は2026年10月時点の記録です。Claudeの画面、使えるモデル、利用上限、共有の仕組みは変わることがあります。無料版の仕様は、記事内で紹介する公式ページで最新の情報を確認してください。

この記事の目次
  1. 01Claudeの無料版でゲームは作れる?できること・できないこと
    1. 無料版でできること・できないこと
    2. 今回作ったもの
    3. 5回の依頼の全体像
    4. 無料版で確認しておくこと
  2. 02作る前の準備:「チャット」のまま送り、設定の「機能」を確かめる
    1. 「チャット」と「Sonnet 5.5」のままでよい
    2. ゲームが出ないときは、設定の「機能」を見る
  3. 031回目:3つそろえて消すパズルを頼む。1回で遊べるものができた
    1. 最初のプロンプト
    2. 作っている途中は英語の表示が出る
    3. 返事の横にゲームが開き、その場で遊べる
    4. 遊んでみた結果:消えるが、終了画面が隠れた
  4. 042回目:隠れた終了画面を直し、手数を20にする
    1. 作り直しではなく、前のファイルを直す形で返ってきた
    2. 前の版にもどすボタンはない。良い版は「HTMLとしてダウンロード」で残す
  5. 053回目:消えるときの演出と見た目を派手にする
    1. 途中でProプランの案内が出ても、「今はしない」で続けられる
    2. 4つの直しが全部入った
  6. 064回目:特別な宝石、ステージ、ヒントを足す
    1. 頼んでいないことも少し足していた
    2. 遊んでみた結果:目標の点数はちょうどよかった
  7. 075回目:効果音とスタート画面で仕上げる
    1. 音は「スタート」を押してから鳴る
    2. ゲームクリアまで遊べた
  8. 08作ったゲームを人に遊んでもらえるか:共有で試したこと
    1. 「Artifactsを公開」を押しても、自分しか見られなかった
    2. チャットの「共有」なら遊べるが、出るのは1回目の版
    3. 試したことと結果
    4. 完成版を遊んでもらうなら、HTMLを保存して公開先に置く
  9. 091回でまとめて頼む完成版プロンプト
    1. 1回で全部入った
    2. 5回版より動きが重く、ステージの切り替わりが分かりにくかった
  10. 10ChatGPT・Geminiで作ったときとの違いと、うまく頼むコツ
    1. ChatGPT・Geminiで作ったときとの違い
    2. Claudeで作るときのコツ
  11. 11よくある質問
  12. 12まとめ

Claudeの無料版でゲームは作れる?できること・できないこと

先に結論を書くと、無料版のまま、3つそろえて消すパズルを1本作り切れました。画面の上には「Freeプラン・アップグレード」、左下にはアカウント名の横に「Free」と出ています。有料プランには入っていない状態です。

Claudeの最初の画面。中央に「ゆるっと考えましょう」と入力欄があり、上に「Freeプラン・アップグレード」、左の「Code」の横に「アップグレード」、左下にアカウント名「game lab」と「Free」が出ている
Claudeの最初の画面。上に「Freeプラン」、左下に「Free」と出ている

無料版でできること・できないこと

今回の記録と公式ページの説明をもとに、無料版でできたこと、できなかったことを表にまとめます。

やりたいこと 無料版 今回の結果
チャットで頼んでゲームを作る できる 5回の依頼で完成した
作ったゲームをその場で遊ぶ できる 返事の右側にゲームが開き、そのまま遊べた
ゲームをHTMLファイルで保存する できる 「HTMLとしてダウンロード」で保存できた
Sonnet・Haikuのモデルを使う できる Sonnet 5.5のままで作った
Opus・Fableのモデルを使う できない 一覧に「アップグレード」と出て選べなかった
Claude Codeを使う できない 使わなくても、チャットだけで作れた
完成版をリンクで人に遊んでもらう できなかった リンクを開けるのは自分だけだった。チャットの共有では1回目の版しか出なかった

今回作ったもの

作ったのは、3つそろえて消すパズルです。8×8のマスに並んだ宝石を入れかえて、たてか横に同じ宝石を3つ以上そろえると消えます。Claudeは「ほうせきパズル」という名前を付けました。

完成したゲームに入っている機能は、次のとおりです。

  • パソコンはクリック、スマホはタッチで、となり合う宝石を入れかえられる
  • 宝石は色と形のちがう6種類。つやがあり、消えるときに光の粒が飛び散る
  • 消えた場所に「+30」のような点数が浮かび、続けて消えると「2連鎖!」と大きく出る
  • 4つそろえると「ライン宝石」、5つそろえると「虹の宝石」ができる
  • ステージは3つで、各ステージ20手。目標は1000点、1500点、2000点
  • 5秒さわらないと、そろえられる宝石が光るヒントがある
  • 効果音と、音のオンとオフのボタン、スタート画面がある

5回の依頼の全体像

作業の流れを先に表にまとめます。1回目から遊べるゲームができ、そこに直しと遊びの要素を足していきました。

回 頼んだこと 結果 遊んだ感想
1 3つそろえて消すパズルを作る 1回で遊べるゲームができた ちゃんと消えて遊べる。30手は少し長く、見た目はシンプル。ゲーム終了の文字が宝石のうしろに隠れた
2 ゲーム終了の表示を直し、手数を20にする 2つとも直った 終了画面がはっきり見えるようになり、20手でほどよい
3 宝石のつや、消えるときの演出、点数の表示、連鎖の表示 4つとも入った 見た目が良くなり、動きも問題なし
4 特別な宝石、ステージ、ヒントを足す 3つとも入った。頼んでいない画面も少し足された 目標の点数はちょうどよい。おかしな動きはなし
5 効果音とスタート画面を足す 2つとも入った 音もスタート画面も分かりやすい。これで完成

作業時間は、画面を撮影しながらで、およそ1時間45分でした。遊ぶ時間と待ち時間も含まれています。このあと、5回分をまとめた完成版プロンプトも新しいチャットで1回試しました。

無料版で確認しておくこと

Anthropicの公式ページには、2026年10月時点で次のように書かれていました。無料版でもArtifacts(返事の横に作ったものを表示する機能)を作れます。使えるモデルはSonnetとHaikuで、OpusとFable、Claude Codeは有料プランだけです。利用上限は5時間ごとにリセットされ、送れるメッセージの数は混み具合によって変わります。

実際にモデルの一覧を開くと、Fable 5.1とOpus 5.5には「アップグレード」と出ていて、選べませんでした。今回は、最初からチェックが付いていたSonnet 5.5を、エフォート「中」のまま使っています。

入力欄の「Sonnet 5.5」を押して開いたモデルの一覧。Fable 5.1とOpus 5.5に「アップグレード」と出ていて、Sonnet 5.5にチェックが付き、その下にHaiku 5.5とエフォート「中」がある
モデルの一覧。Fable 5.1とOpus 5.5は「アップグレード」と出て選べない

今回の5回の依頼と完成版プロンプト1回では、上限のメッセージは一度も出ませんでした。ただし、ゲームのコードは長いので、頼む回数や混み具合によっては上限に届くこともあります。

補足

プランごとの機能は「Claudeの料金とプラン」、無料版の利用上限は「Get started with Claude」、Artifactsについては「What are artifacts and how do I use them?」で確認できます。上限の回数などの細かい数字は書いていません。数字は変わることがあるためです。

ChatGPTとGeminiの無料版でも、同じように1本ずつ作りました。記録はChatGPTでゲーム作成する手順とGeminiでゲーム作成する手順にまとめています。この記事で中心に扱うのは、Claudeならではの点です。

作る前の準備:「チャット」のまま送り、設定の「機能」を確かめる

Claudeでゲームを作るときは、特別なモードを選ぶ必要はありません。入力欄の下が「チャット」になっていれば、そのまま頼めます。

「チャット」と「Sonnet 5.5」のままでよい

入力欄の下には「チャット」と「Cowork」が並んでいます。今回は最初から最後まで「チャット」のままで作りました。モデルも、最初に選ばれていたSonnet 5.5のままです。

左の一覧にある「Code」は、Claude Codeの入り口です。無料版では「アップグレード」と出ていて、使えません。Claude Codeは、パソコンのフォルダの中で直接ファイルを作って動かす有料のツールです。HTMLファイル1つで遊べるゲームなら、チャットで十分作れます。Claude Codeでの作り方はClaude Code・Codexでゲームを作る方法で紹介しています。

ゲームが出ないときは、設定の「機能」を見る

Claudeが作ったゲームは、Artifactsという仕組みで返事の横に表示されます。Artifactsを使うには、設定の「機能」で「コードの実行とファイルの作成」がオンになっている必要があると、公式ヘルプに書かれています。

今回のアカウントでは、Artifactsと「コードの実行とファイルの作成」は、最初からオンになっていました。返事にゲームが出ないときは、左下のアカウント名から設定を開き、「機能」を確かめてください。

Claudeの設定の「機能」の画面。「ビジュアル」の下にArtifactsのスイッチ(オン)と「コード実行とファイル作成に必要です」の説明があり、その下の「コードの実行とファイルの作成」のスイッチもオンになっている
設定の「機能」。Artifactsと「コードの実行とファイルの作成」がオン

ポイント

ゲームを作るときは、送る前に入力欄の下が「チャット」になっているかを確かめてください。Claude Codeやほかのモデルは使わなくても作れます。

1回目:3つそろえて消すパズルを頼む。1回で遊べるものができた

最初のプロンプト

最初の依頼では、盤面の大きさ、入れかえ方、連鎖、そろわないときの動き、手数を書きました。手数は30手と数字で指定し、プログラミングは初心者だと伝えています。

ブラウザで遊べる「3つそろえて消すパズルゲーム」を作ってください。

・HTMLファイル1つにまとめてください
・8×8のマスに、色と形のちがう宝石を並べてください
・となり合う2つの宝石を入れかえて、たてか横に同じ宝石が3つ以上並んだら消えるようにしてください。パソコンではクリック、スマホではタッチで入れかえられるようにしてください
・消えたら上から新しい宝石が落ちてきて、また3つそろったら続けて消えるようにしてください
・そろわない入れかえをしたら、元にもどるようにしてください
・スコアと残りの手数(30手)を画面に表示して、手数がなくなったらゲーム終了にしてください
・私はプログラミング初心者です。作ったゲームの保存方法と遊び方も教えてください
3つそろえて消すパズルを頼むプロンプトをClaudeの入力欄に貼ったところ。入力欄の下に「チャット」と「Sonnet 5.5 中」が見える
最初のプロンプトを貼ったところ(送信前)

作っている途中は英語の表示が出る

送ると、返事の場所に「Building a single-file HTML match-3…」という英語の表示が出ました。Claudeが今やっている作業を短く書いた表示です。このあとも英語の表示は何度か出ましたが、ゲームの出来には関係ありませんでした。気にしなくて大丈夫です。

返事の横にゲームが開き、その場で遊べる

少し待つと、返事の右側にゲームが開きました。上には「Gem puzzle・HTML」と出ています。これがArtifactsです。返事の画面を離れずに、そのまま遊べます。

1回目の返事の画面。左に「ゲームを作りました。gem-puzzle.htmlという1つのファイルにまとめてあります。動作確認はしていないので」で始まる説明と保存方法、遊び方が並び、右に「ほうせきパズル」の盤面(スコア0、のこりの手数30)が開いている
返事の右側にゲームが開き、その場で遊べる

返事に書かれていた保存方法は、返事の下に出る「Gem puzzle」のカードからダウンロードする方法と、メモ帳にコードを貼って「.html」で保存する方法の2つです。動かせる宝石がなくなったときに自動で並べかえる機能も、Claudeが自分で入れていました。

遊んでみた結果:消えるが、終了画面が隠れた

1回目から、ちゃんと遊べるゲームができました。2つの宝石を入れかえると、そろった宝石が消え、上から新しい宝石が落ちてきます。

1回目のゲームを遊んでいるところ。スコア280、のこりの手数24。右から2列目で紫の六角形が3つ、暗くなって消えかけている
紫の六角形が3つそろって消える瞬間

ただし、30手は少し長く、シンプルなので遊んでいると少し退屈でした。見た目もシンプルです。いちばん気になったのは、手数がなくなったときの画面でした。「ゲーム終了!」の文字と「もう一度あそぶ」のボタンが、宝石のうしろに隠れて見えにくくなっています。

1回目のゲーム終了の画面。スコア2110、のこりの手数0。「ゲーム終了!」の文字とスコア、黄色い「もう一度あそぶ」のボタンが、宝石のうしろに重なって読みにくい
ゲーム終了の文字とボタンが、宝石のうしろに隠れている

ポイント

Claudeは毎回のように、「動作確認はしていない」「まだ実際に遊んで確かめていない」と返事に書いていました。1回目の返事にも「動作確認はしていないので、遊んでみて気になる点があれば教えてください」という一文がありました。動くかどうかを遊んで確かめるのは、頼んだ自分です。遊んで気づいた所を伝え、直してもらう流れになります。

2回目:隠れた終了画面を直し、手数を20にする

2回目は、不具合の直しと手数の変更です。どこがどう見えにくいかと、どう直してほしいかを書きました。手数は「30から20に」と数字で頼んでいます。

ちゃんと動いて、宝石もきれいに消えました。次の2つを直してください。

・ゲーム終了のとき、「ゲーム終了!」の文字とスコア、「もう一度あそぶ」ボタンが宝石のうしろに隠れて見えにくくなっています。宝石の上に半透明の暗い背景をかぶせて、その上にはっきり表示されるようにしてください
・手数を30から20にへらしてください
・ほかの部分は変えないでください

直したゲームを、さっきと同じように遊べる形で出してください。

数字で頼むこと、「ほかの部分は変えないでください」をつけること、1回の依頼を1つのテーマに絞ることは、ChatGPTで作ったときに分かったコツです。不具合は「どこが」「どうおかしいか」を書くと直りやすいことは、Geminiで作ったときに説明しました。今回もこれを毎回守っています。

作り直しではなく、前のファイルを直す形で返ってきた

返事の上には「ファイルを編集しました」と出ました。ゲームを一から作り直すのではなく、前のファイルの必要な所だけを直す形です。返事には、直した2点と、「この修正後の動きは、まだ実際に遊んで確かめていません」という一文がありました。

2回目の返事。上に「ファイルを編集しました」と出ていて、「ゲーム終了の表示」と「手数」の2つの直しが説明され、下にGem puzzleのカードと「ダウンロード」のボタンがある
2回目の返事。「ファイルを編集しました」と出て、直した2点が並ぶ

遊んでみると、ゲーム終了のときに宝石の上に半透明の暗い背景がかかり、文字とボタンがはっきり見えるようになりました。手数も20手になり、ほどよい長さです。

直したゲーム終了の画面。宝石の上に半透明の暗い背景がかかり、「ゲーム終了!」の文字、「スコア:950」、黄色い「もう一度あそぶ」のボタンがはっきり見える
直ったゲーム終了の画面。文字とボタンがはっきり見える

前の版にもどすボタンはない。良い版は「HTMLとしてダウンロード」で残す

返事のたびに、下に「Gem puzzle」のカードが残ります。ところが、前の返事のカードを押しても、右側に出るのは最新の版のままでした。Geminiの「前のバージョン」のような矢印や、版の一覧も見当たりません。ゲームのタイトルを押しても、何も出ませんでした。

そこで、良い版ができたら、そのつど手元に保存しておくことにしました。ゲームの右上にある「コピー」の横の「▼」を押すと、「HTMLとしてダウンロード」と「Artifactsを公開」のメニューが出ます。「HTMLとしてダウンロード」を押すと、そのときの版をHTMLファイルとして保存できます。

ゲームの右上の「コピー」の横の「▼」を押して開いたメニュー。「HTMLとしてダウンロード」と「Artifactsを公開」の2つが並び、「HTMLとしてダウンロード」にマウスを乗せている
「コピー ▼」のメニュー。「HTMLとしてダウンロード」で保存できる

注意

直しすぎて前の版のほうが良かったと思っても、今回の画面では前の版にもどす方法が見つかりませんでした。気に入った版ができたら、次を頼む前に「HTMLとしてダウンロード」で保存しておいてください。

3回目:消えるときの演出と見た目を派手にする

3回目は、見た目と演出だけを直す依頼です。宝石、消えるとき、スコア、連鎖の4つに分けて書き、遊び方や手数は変えないように頼みました。

ゲーム終了の画面がはっきり見えるようになりました。手数もちょうどよくなりました。次は、消えたときの演出と見た目を、もっと楽しく派手にしたいです。次のように直してください。

・宝石:光が当たったような立体感をつけて、つやのある見た目にしてください
・消えるとき:宝石がはじけて、その宝石の色の小さな光の粒が飛び散る演出を入れてください
・スコア:消えた場所に「+30」のような、もらえた点数の文字がふわっと浮かび上がるようにしてください
・連鎖:続けて消えたときは、画面の真ん中に「2連鎖!」「3連鎖!」のように大きく表示してください
・遊び方や手数など、ほかの部分は変えないでください

直したゲームを、さっきと同じように遊べる形で出してください。

途中でProプランの案内が出ても、「今はしない」で続けられる

返事を待っている途中で、「Claude ProでOpus 5.5を使用する」という有料プランの案内が出ました。利用上限に届いたというメッセージではありません。下の「今はしない」を押して閉じると、返事はそのまま続きました。

「Claude ProでOpus 5.5を使用する」という案内の画面。より多い使用量上限などの説明と「Proにアップグレード」のボタンがあり、その下に「すべてのプランを見る」と「今はしない」がある
途中で出たProプランの案内。「今はしない」で閉じて続けられた

4つの直しが全部入った

返事には、直した4つの内容が並びました。今回も「この版は私の手元では実際に動かして確かめていません」と書かれています。宝石は、左上から光が当たったような色の変化と白いつやが付き、ぷっくりした見た目になりました。

3回目の返事の画面。左に「宝石」「消えるとき」「スコア」「連鎖」の4つの直しの説明が並び、右につやのある立体的な宝石になった盤面が出ている
3回目の返事。宝石につやと立体感が付いた

宝石を消すと、その場所に「+30」の文字がふわっと浮かびます。宝石ははじけるように消え、同じ色の光の粒が飛び散ります。

3回目の版で宝石が消えた瞬間。スコア130、のこりの手数16。盤面の中ほどの空いた場所に「+30」の文字が浮かんでいる
消えた場所に「+30」の文字が浮かぶ

続けて消えたときは、盤面の真ん中に「2連鎖!」と大きく出ます。連鎖中は、浮かぶ点数も「+60」に増えました。見た目が良くなり、動きにもおかしな所はありませんでした。

3回目の版で連鎖した瞬間。スコア280、のこりの手数15。盤面の真ん中にオレンジ色に光る大きな「2連鎖!」の文字と、2か所に「+60」の文字が出ている
連鎖すると「2連鎖!」と大きく出る

4回目:特別な宝石、ステージ、ヒントを足す

4回目は、ゲームを面白くするための依頼です。特別な宝石、ステージ、ヒントの3つを足しました。ステージの目標と手数、ヒントが出るまでの秒数は、数字で書いています。

見た目がとても良くなって、遊んでいて楽しくなりました。ただ、まだ少し単調なので、ゲームをもっと面白くするために、次の3つを追加してください。

・特別な宝石:4つそろえて消したときは、その場所に「ライン宝石」ができて、それを消すと横1列を全部消せるようにしてください。5つそろえて消したときは「虹の宝石」ができて、となりの宝石と入れかえると、その宝石と同じ種類を盤面から全部消せるようにしてください。特別な宝石は、ふつうの宝石と見分けられる見た目にしてください
・ステージ:20手のうちに目標の点数をこえたら、次のステージに進むようにしてください。目標はステージ1が1000点、ステージ2が1500点、ステージ3が2000点です。ステージ3をクリアしたら「ゲームクリア!」と表示してください。画面の上に、今のステージと目標の点数を表示してください
・ヒント:5秒間なにも動かさなかったら、そろえられる宝石が軽く光って教えてくれるようにしてください
・見た目や演出など、ほかの部分は変えないでください

直したゲームを、さっきと同じように遊べる形で出してください。

頼んでいないことも少し足していた

3つとも入りました。返事によると、ライン宝石は白い左右の矢印が付いた宝石、虹の宝石は虹色の丸に白いきらめきが付いた宝石です。返事には「コードの文法チェックだけはしましたが、実際に動かして遊ぶ確認はまだできていません」とありました。

4回目の返事の画面。左に「コードの文法チェックだけはしましたが」で始まる説明と、ライン宝石と虹の宝石の説明が並び、右のゲームの上に「ステージ1/3」と「目標1000点」が出ている
4回目の返事。画面の上にステージと目標の点数が出た

返事を読むと、頼んでいないことも少し足されていました。目標をこえると「ステージ1クリア!」と「次のステージへ」のボタンが出る画面、目標までの進み具合を示すバー、虹の宝石どうしを入れかえると盤面全部が消える動きです。上の表示が増えた分、盤面も少し小さくなっていました。どれも返事の中で説明されていて、返事を読めば何が変わったかが分かります。

ヒントも入りました。5秒さわらずにいると、入れかえればそろう宝石が、ふくらむように光ります。

4回目の版を遊んでいるところ。ステージ1/3、目標1000点、スコア620、のこりの手数15。盤面に左右の矢印が付いたライン宝石と、虹色の丸の虹の宝石があり、ヒントで虹の宝石と星が明るく光っている。下に「ライン宝石ができた!」と出ている
ライン宝石と虹の宝石。ヒントで宝石が光っている

遊んでみた結果:目標の点数はちょうどよかった

ステージ1は2410点でクリアし、「ステージ1クリア!」の画面が出ました。「次のステージへ」を押すと、盤面が新しくなってステージ2が始まります。

ステージ1をクリアした画面。宝石の上に暗い背景がかかり、「ステージ1クリア!」「スコア:2410」「つぎの目標:1500点」と黄色い「次のステージへ」のボタンが出ている
ステージ1クリアの画面。Claudeが自分で足したもの

ステージ2も1670点でクリアしましたが、ステージ3は1960点で手数がなくなりました。目標の2000点まであと少しです。目標の点数はちょうどよい難しさでした。ライン宝石はほどよく出ます。虹の宝石はあまり出ませんでしたが、出すぎると簡単になるので、このままにしました。

ステージ3で手数がなくなった画面。ステージ3/3、目標2000点、スコア1960、のこりの手数0。「ゲーム終了!」「スコア:1960」「ステージ3 目標:2000点」と「もう一度あそぶ」のボタンが出ている
ステージ3は1960点で終了。目標の2000点まであと少し

補足

Claudeは、頼んでいないことを少し足すことがあります。今回は足したものがどれも遊びやすくなる方向で、返事にも説明がありました。足したくない場合は、返事を読んで「〜は元にもどしてください」と頼めます。

5回目:効果音とスタート画面で仕上げる

5回目は仕上げとして、効果音とスタート画面を足しました。音が鳴る場面を6つ書き、音声ファイルは使わないように頼んでいます。

ステージと特別な宝石が入って、とても面白くなりました。最後に、次の2つを追加してください。

・効果音:宝石を入れかえたとき、宝石が消えたとき、連鎖したとき、特別な宝石を使ったとき、ステージクリアのとき、ゲーム終了のときに音が鳴るようにしてください。連鎖が続くほど、消えるときの音が少しずつ高くなるようにしてください。音声ファイルは使わず、画面の右上に音のオンとオフを切り替えるボタンを付けてください
・スタート画面:最初に、タイトルと短い遊び方(入れかえ方、特別な宝石、ステージの目標)と「スタート」ボタンが出る画面を表示してください。「スタート」を押すとステージ1が始まるようにしてください
・ほかの部分は変えないでください

直したゲームを、さっきと同じように遊べる形で出してください。

音は「スタート」を押してから鳴る

2つとも入りました。ゲームを開くと、タイトル、入れかえ方、特別な宝石、ステージの目標が並んだスタート画面が出ます。右上には音のボタンがあります。

5回目の返事の画面。左に効果音とスタート画面、音の調整の説明が並び、右に「ほうせきパズル」のスタート画面が出ている。スタート画面には「入れかえ方」「特別な宝石」「ステージの目標」の説明と黄色い「スタート」のボタンがあり、右上に音のボタンがある
5回目の返事とスタート画面。右上に音のボタンが付いた

返事には、「ブラウザの決まりで、ボタンを押すまで音は鳴らせません。そのため、音は『スタート』を押してから鳴ります」と書かれていました。スタート画面を付けたことで、最初に押すボタンができ、音が鳴るようになっています。

ゲームクリアまで遊べた

遊んでみると、入れかえたとき、消えたとき、連鎖したときに音が鳴りました。連鎖が続くと、消える音が少しずつ高くなるのも分かります。

5回目の版を遊んでいるところ。右上に音のボタンがあり、ステージ1/3、スコア300、のこりの手数15。盤面の真ん中に「2連鎖!」の文字と「+60」が出ている
5回目の版。連鎖すると音が少しずつ高くなる

今回はステージ3までクリアでき、「ゲームクリア!」と合計スコアの4610点が出ました。おかしな所はなく、これで完成です。

ゲームクリアの画面。ステージ3/3、スコア2040、のこりの手数1。宝石の上に暗い背景がかかり、「ゲームクリア!」「ごうけいスコア:4610」「全ステージクリア!おめでとう!」と「もう一度あそぶ」のボタンが出ている
ゲームクリアの画面。合計スコアは4610点

作ったゲームを人に遊んでもらえるか:共有で試したこと

完成したゲームを、リンクで人に遊んでもらえるかを試しました。Claudeには、ゲームの右上の「Artifactsを公開」と、チャットの右上の「共有」の2つの入り口があります。

「Artifactsを公開」を押しても、自分しか見られなかった

「コピー ▼」のメニューから「Artifactsを公開」を押すと、Claudeへの英語の指示文が自動で送られました。自分で書いた文ではありません。少し待つと、ゲームは「ほうせきパズル」という新しい形のArtifactsとして開き直しました。

「Artifactsを公開」を押したあとの画面。「Publish the file」で始まる英語の指示文が自動で送られ、その下に「ほうせきパズル Artifacts・あなたのみ」のカードと、Claudeの返事「『ほうせきパズル』を、手を加えずにそのまま公開しました。」が出ている
カードには「あなたのみ」と出ている

Claudeの返事は「手を加えずにそのまま公開しました」でした。ところが、カードには「Artifacts・あなたのみ」と出ています。ボタンの名前も返事も「公開」ですが、実際は自分だけが見られる状態でした。

右上の「エクスポート」を押すと、「ご利用のプランには共有機能が含まれていませんが、コピーをエクスポートできます」と表示されました。エクスポートとは、ファイルとして書き出すことです。書き出せる形は、HTML、Markdown、PDFの3つでした。

「エクスポート」を押して開いた画面。「ご利用のプランには共有機能が含まれていませんが、コピーをエクスポートできます。」と書かれ、その下にHTML(単独で動作するWebページ)、Markdown、PDFの3つが並んでいる
「エクスポート」の画面。無料版には共有機能が含まれていないと出る

タイトルの「ほうせきパズル ▼」のメニューにある「リンクをコピー」も押してみました。すると、「リンクをコピーしましたが、開けるのはご自身のみです」と出ました。

ほうせきパズルのスタート画面の右下に、「リンクをコピーしましたが、開けるのはご自身のみです。」という黄色い表示が出ている
リンクはコピーできても、開けるのは自分だけ

公式ヘルプの表でも、新しい形のArtifactsを「リンクを知っている人」と共有できるのは有料プランで、無料版は入っていません。一方で、チャットで作った旧形式のArtifactsは無料版でも公開でき、アカウントなしで見られる、という説明もあります。今回の画面では、「Artifactsを公開」を押すと新しい形に変わり、公開はできませんでした。仕組みが切り替わる途中のためと考えられます。

チャットの「共有」なら遊べるが、出るのは1回目の版

次に、チャットの右上にある「共有」を試しました。アクセス権を「招待された人のみ」から「リンクを持つすべてのユーザー」に変えると、無料版でもリンクを作れました。画面には、サインインは不要なこと、リンクは転送される可能性があること、検索エンジンにはインデックスしないよう依頼しているがアーカイブサイトや再投稿は管理できないことが、注意書きとして出ています。

「チャット共有設定」の画面。アクセス権を持つユーザーが「リンクを持つすべてのユーザー」になっていて、「サインインは不要です」「リンクは転送される可能性があります」「一覧には表示されませんが、見えないわけではありません」の3つの注意書きと、「保存」のボタンがある
チャットの共有設定。「リンクを持つすべてのユーザー」を選べた

そのリンクを、Claudeにログインしていないブラウザ(EdgeのInPrivateウィンドウ)で開きました。チャットのやり取りがそのまま読めます。「Gem puzzle」のカードを押すと、右側の縦長の画面の真ん中あたりにゲームが出て、遊べました。

ところが、出てきたのは1回目の版でした。手数は30手で、ステージも音もありません。3回目や4回目の返事のカードを押しても、いちばん下の5回目のカードを押しても、出てくるのは1回目の版でした。

ログインしていないブラウザで共有リンクを開いた画面。左に3回目の返事のGem puzzleのカードと4回目の依頼文が見え、右に1回目の版のほうせきパズル(スコア0、のこりの手数30、ステージの表示なし)が出ている
3回目の返事のカードを押しても、出てくるのは1回目の版

チャットの最後には「公開されたArtifacts」のリンクも出ていました。押してみると、「このページを表示するにはサインインしてください」と出て、開けませんでした。

ログインしていないブラウザで「公開されたArtifacts」のリンクを開いた画面。Claudeのロゴの下に「このページを表示するにはサインインしてください」と「ログイン」のボタンが出ている
「公開されたArtifacts」のリンクは、サインインしないと開けない

確かめたあとは、アクセス権を「招待された人のみ」にもどしました。

注意

チャットを共有すると、ゲームだけでなく、チャットのやり取りが全部見えます。画面の注意書きにあるとおり、あとでリンクを止めても、すでに保存されたコピーは取り消せません。名前や住所など、人に見せたくないことを書いたチャットは共有しないでください。

試したことと結果

共有で試したことを表にまとめます。

試したこと 結果
「Artifactsを公開」を押す 英語の指示文が自動で送られ、新しい形のArtifactsになった。カードは「あなたのみ」
「エクスポート」を押す 「ご利用のプランには共有機能が含まれていません」と出た。HTML、Markdown、PDFで書き出せる
「リンクをコピー」を押す 「開けるのはご自身のみです」と出た
チャットの「共有」でアクセス権を変える 無料版でも「リンクを持つすべてのユーザー」を選べた
ログインしていないブラウザで、共有したチャットを開く チャットが読め、カードを押すとゲームが遊べた。ただし、どのカードを押しても1回目の版が出た
チャットの中の「公開されたArtifacts」のリンクを開く 「このページを表示するにはサインインしてください」と出て開けなかった

まとめると、2026年10月時点の無料版では、完成版をリンクで人に遊んでもらうことはできませんでした。チャットの共有なら遊べますが、出るのは最初の版で、チャットのやり取りも全部見えます。

完成版を遊んでもらうなら、HTMLを保存して公開先に置く

完成版を人に遊んでもらうなら、「HTMLとしてダウンロード」で保存したファイルを、ゲームの公開先に置く方法が確実です。今回のゲームはHTMLファイル1つで動き、インターネット上から部品を読み込んでいないので、ファイルを置くだけで遊べます。公開先の選び方や広告収入は、ゲームの公開先と広告収入が参考になります。

5回の依頼で完成したゲームは、AIゲームラボの無料ゲームのページで遊べます。

パソコンではクリック、スマホではタッチで、となり合う宝石を入れかえます。「スタート」を押すと始まり、音は右上のボタンでオンとオフを切り替えられます。

1回でまとめて頼む完成版プロンプト

5回分の要素を1つにまとめたプロンプトを用意しました。新しいチャットで1回だけ送って試したものを、そのまま載せています。

ブラウザで遊べる「3つそろえて消すパズルゲーム」を作ってください。

・HTMLファイル1つにまとめてください
・盤面:8×8のマスに、色と形のちがう宝石を6種類並べてください。宝石は光が当たったような立体感のある、つやのある見た目にしてください
・操作:となり合う2つの宝石を入れかえて、たてか横に同じ宝石が3つ以上並んだら消えるようにしてください。パソコンではクリック、スマホではタッチで入れかえられるようにしてください。そろわない入れかえをしたら、元にもどるようにしてください
・連鎖:消えたら上から新しい宝石が落ちてきて、また3つそろったら続けて消えるようにしてください。続けて消えたときは、画面の真ん中に「2連鎖!」「3連鎖!」のように大きく表示してください
・演出:消えるときは、宝石がはじけて、その宝石の色の小さな光の粒が飛び散るようにしてください。消えた場所に「+30」のような、もらえた点数の文字がふわっと浮かび上がるようにしてください
・特別な宝石:4つそろえて消したときは「ライン宝石」ができて、それを消すと横1列を全部消せるようにしてください。5つそろえて消したときは「虹の宝石」ができて、となりの宝石と入れかえると、その宝石と同じ種類を盤面から全部消せるようにしてください。特別な宝石は、ふつうの宝石と見分けられる見た目にしてください
・ステージ:各ステージは20手です。20手のうちに目標の点数をこえたら次のステージに進むようにしてください。目標はステージ1が1000点、ステージ2が1500点、ステージ3が2000点です。ステージ3をクリアしたら「ゲームクリア!」、手数がなくなったら「ゲーム終了!」と表示してください。画面の上に、今のステージ、目標の点数、スコア、残りの手数を表示してください
・終わりの画面:ゲーム終了やクリアのときは、宝石の上に半透明の暗い背景をかぶせて、文字とスコアと「もう一度あそぶ」ボタンがはっきり見えるようにしてください
・ヒント:5秒間なにも動かさなかったら、そろえられる宝石が軽く光って教えてくれるようにしてください
・効果音:宝石を入れかえたとき、消えたとき、連鎖したとき、特別な宝石を使ったとき、ステージクリアのとき、ゲーム終了のときに音が鳴るようにしてください。連鎖が続くほど、消える音が少しずつ高くなるようにしてください。音声ファイルは使わず、画面の右上に音のオンとオフを切り替えるボタンを付けてください
・スタート画面:最初に、タイトルと短い遊び方(入れかえ方、特別な宝石、ステージの目標)と「スタート」ボタンを表示してください
・私はプログラミング初心者です。作ったゲームの保存方法と遊び方も教えてください

1回で全部入った

1回の依頼で、頼んだ機能がすべて入ったゲームができました。タイトルは、Claudeが「きらきらジェムパズル」と付けています。スタート画面は、盤面の上に重なる形で出ました。上限のメッセージは出ていません。

完成版プロンプトへの返事の画面。左に「きらきらジェムパズル」の説明と保存のしかたが並び、右に盤面の上に重なったスタート画面が出ている。上にステージ1、目標1000、スコア0、のこり手数20の欄がある
完成版プロンプトの返事。タイトルは「きらきらジェムパズル」

宝石の形は、5回かけて作った版と少しちがいます。ライン宝石やヒントの光も入っていました。

完成版プロンプトで作ったゲームを遊んでいるところ。ステージ1、目標1000、スコア150、のこり手数15。左上に矢印の付いたライン宝石があり、その下の緑の宝石と青い宝石がヒントで光っている
完成版で遊んでいるところ。ライン宝石とヒントも入った

5回版より動きが重く、ステージの切り替わりが分かりにくかった

見た目は悪くありません。ただ、5回かけて作った版より、ゲームの動きがもっさりして重く感じました。また、ステージ1から2、2から3に進むときの切り替わりの画面がなく、気づいたら次のステージになっていて分かりにくい作りでした。

完成版プロンプトで作ったゲームの終了画面。ステージ3、目標2000、スコア1440、のこり手数0。「ゲーム終了!」「ステージ3で終了」「合計スコア4350」と「もう一度あそぶ」のボタンが出ている
完成版の終了画面。ステージ3で終了し、合計4350点

ChatGPTとGeminiで試したときも、完成版プロンプト1回で機能はそろっていました。今回は、機能はそろったものの、5回に分けて頼んだ版のほうが手ざわりの良いゲームになりました。

補足

5回版に出た「ステージ1クリア!」の画面は、4回目にClaudeが自分で足したものです。完成版プロンプトには「次のステージに進む」としか書いていなかったため、切り替わりの画面が出なかったと考えられます。ほしい画面があるときは、「ステージをクリアしたら『ステージ1クリア!』と表示して、ボタンを押したら次に進むようにしてください」のように、画面の中身まで書いて頼んでください。

ほかのプロンプトの例を探したいときは、プロンプト集が参考になります。

ChatGPT・Geminiで作ったときとの違いと、うまく頼むコツ

ChatGPT・Geminiで作ったときとの違い

これまでに、ChatGPTの無料版でブロック崩しを、Geminiの無料版でスネークゲームを作りました。3つの記録を比べると、次のような違いがありました。

比べる点 ChatGPT(ブロック崩し) Gemini(スネークゲーム) Claude(ほうせきパズル)
無料版の見分け方 左下に「無料」と出る 右上に「アップグレード」のボタンが出る 上に「Freeプラン」、左下に「Free」と出る
ゲームが出る場所 返事のカードを押すと、右側のパネルに開く 返事の中のCanvasの枠に出る 返事の右側に開く。返事の下にカードが残る
1回目の出来 動くが、難しすぎてクリアできない 難しさがちょうどよく、そのまま遊べた 遊べたが、ゲーム終了の文字が宝石のうしろに隠れた
前の版にもどす方法 この記録では使っていない Canvasの矢印で前の版、次の版に切り替えられる 見当たらない。古いカードを押しても最新の版が出る
人に遊んでもらう方法 ファイルを保存して公開先に置く方法を紹介 共有ボタンで公開リンクを作り、URLを送る 完成版はリンクで共有できない。HTMLを保存して公開先に置く
依頼の回数と作業時間 6回、約2時間半 5回、約1時間40分 5回、約1時間45分
上限のメッセージ 出なかった 出なかった 出なかった。途中でProプランの案内が1回出た
完成版プロンプトの結果 機能は全部入ったが、操作と難しさは遊んでから直す必要があった 全部入った。金色のリンゴの出方だけ5回版と違った 全部入ったが、動きが重く、ステージの切り替わりの画面が出なかった

作ったゲームの種類が違うので、1回目の出来や回数をそのまま比べることはできません。その場で遊べる点は3つとも同じでした。大きく違ったのは人に遊んでもらうところで、Geminiのように公開リンクを送る方法は、今回のClaudeの無料版では使えませんでした。

Claudeで作るときのコツ

今回の依頼を通して分かった、Claudeならではのコツを3つにまとめます。

「まだ確かめていない」と書かれたら、遊んで確かめる
返事を受け取ったら、まず遊んでみて、気づいた所を次の依頼で伝えます。

返事を読んで、足されたことを確かめる
頼んでいないものが足されることがあります。足したことは返事に書いてあるので、遊ぶ前に読んでおくと安心です。

良い版ができたら「HTMLとしてダウンロード」で残す
前の版にもどす方法が見当たらなかったので、気に入った版はそのつど保存しておきます。人に遊んでもらうときも、このファイルが必要です。

数字で頼む、「ほかの部分は変えないでください」をつける、1回の依頼を1つのテーマに絞る、不具合は場所と症状を書く、の4つは、ChatGPT回とGemini回で説明したコツと同じです。プロンプトの基本的な型はChatGPT・Geminiでゲームを作る手順、無料で使えるほかのツールは無料・スマホでAIゲームを作る方法で紹介しています。

よくある質問

本当に無料のままで作れますか。

今回は、有料プランにせず、無料版のまま5回の依頼でゲームを完成させました。そのあと完成版プロンプトも1回試しましたが、上限のメッセージは一度も出ていません。Anthropicの料金ページでは、無料版でもArtifactsを作れると書かれています。機能や上限は変わることがあるので、最新の情報は公式ページで確認してください。

Claude Codeは必要ですか。

必要ありません。今回は、ふつうの「チャット」で頼むだけで、HTMLファイル1つのゲームを作れました。Claude Codeは有料プランに含まれるツールで、ファイルがいくつにも分かれるゲームを作りたいときに向いています。くわしくはClaude Code・Codexでゲームを作る方法で説明しています。

利用上限に届いたらどうなりますか。

公式ヘルプによると、無料版の利用上限は5時間ごとにリセットされ、送れるメッセージの数は混み具合によって変わります。上限に届いたときは、リセットされるまで待ってから続きを頼んでください。今回は上限に届かなかったので、そのときの画面は確かめていません。

作ったゲームを人に遊んでもらえますか。

2026年10月時点の無料版では、完成版をリンクで人に遊んでもらうことはできませんでした。チャットの共有では、1回目の版しか出ません。人に遊んでもらうなら、保存したHTMLファイルをゲームの公開先に置いてください。公開先はゲームの公開先と広告収入で紹介しています。

作ったゲームを、自分のサイトなどで公開してもよいですか。

公開する前に、画像、音、名前、遊び方が他人の権利を侵していないかを確認してください。今回のゲームは、画像ファイルも音声ファイルも使っていません。見た目も音も、ブラウザの中でプログラムが作っています。有名なゲームそっくりの名前や見た目にしないことも大切です。確認する項目はAIで作ったゲームの著作権チェックリストにまとめています。

まとめ

Claudeの無料版でも、ふつうの「チャット」で頼めば、3つそろえて消すパズルを5回の依頼で作れました。1回目から遊べるゲームができ、不具合の直し、演出と見た目、遊びの要素、音とスタート画面の順に育てています。Claudeは「まだ確かめていない」と書いてくるので、遊んで確かめ、気づいた所を伝える流れになりました。一方で、2026年10月時点の無料版では、完成版をリンクで人に遊んでもらうことはできませんでした。人に遊んでもらうなら、HTMLを保存して公開先に置きます。

ゲーム作りの全体像を知りたい方は、AIゲームの作り方の完全ガイドをご覧ください。

この記事のまとめ

  • Claudeの無料版でも、「チャット」で頼めばゲームを作ってその場で遊べた。Claude Codeは使わなくてよい
  • ゲームが出ないときは、設定の「機能」でArtifactsと「コードの実行とファイルの作成」がオンか確かめる
  • Claudeは「まだ遊んで確かめていない」と書くので、遊んで確かめるのは自分
  • 前の版にもどす方法は見当たらなかった。良い版は「HTMLとしてダウンロード」で残す
  • 2026年10月時点の無料版では、完成版をリンクで共有できなかった。チャットの共有では1回目の版しか出ない
  • 完成版プロンプト1回でも全部入ったが、分けて頼んだ版のほうが手ざわりが良かった